日本橋室町に5月17日、新潟県産ブランドの発掘・発信・育成をコンセプトとした展示商談スペース「ブリッジ にいがた」(中央区日本橋室町1、TEL 03-3243-2840)がオープンした。経営は新潟県の地銀「第四銀行」(新潟市中央区)。
新潟県内企業の首都圏での市場開拓や県内産業の活性化を支援する拠点。同所では今年3月末まで「にいがた産業創造機構」が同様の目的で「NICOプラザ」を運営していたが、賃貸契約満了に伴い、スペースの所有者である同行が活動を引き継ぎ、自主運営する。
1階には、フロア面積75平方メートルの展示販売スペース、2階には3タイプの広さの商談スペースを用意。同行取引先や同県内に本社・主たる事業所を有する企業・団体向けに、1階は1日=3万円、2階は、Aタイプ(約50平方メートル、1時間)=1,000円、Bタイプ(18平方メートル、同)とCタイプ(12平方メートル、同)=500円で貸し出す。
施設名は、新潟と東京をつなぐ橋になりたいという思いのほか、新潟市内を流れる信濃川に初めて架橋された「萬代橋」(ばんだいばし)に由来する。同橋は、1886(明治19)年、同行の2代目頭取・八木朋直の呼び掛けで民間出資により架けられたもので、新潟市の経済発展に貢献した歴史を持つ。「日本橋に生まれた新潟の橋として、新潟の魅力をより多くの方々に知っていただきたい」と同行営業統括部ニュービジネス企画室の渡部良さん。
5月17~31日はオープニングイベント「2週間!まるわかり新潟の旅」を開催。佐渡、上越、中越、下越の4エリアの食、酒、観光をテーマに展示を行う。
営業時間は9時~19時。