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東日本橋のギャラリーで植物アート展-那須食材使った料理イベントも

作家のRARIさん(左)と展示のディレクター小沼のりこさん

作家のRARIさん(左)と展示のディレクター小沼のりこさん

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 東日本橋の多目的スペース「MATERIO base.」1階の「ギャラリーヨルカ」(中央区東日本橋3、TEL 03-5847-2434)で現在、植物をモチーフにしたアート展「Plante.」が開催されている。

那須の植物をモチーフにした独特の世界観が会場を包む

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 会場では、5年前から那須に在住するクリエーターRARI YOSHIOさんが自宅近くで採集した植物を用いて制作した作品を展示。「花から綿毛に変わった瞬間に摘み取らなければ美しい形で残せない」というタンポポの綿毛をガラス瓶に詰め、ヒマワリの種子を作品の下に敷き詰め、ハーブや草花を標本箱に収めるなど、那須の自然と時間を切り取って東京に運ぶ。震災による原発事故後、少なからず影響を受けた那須にいて、「福島と東京の中間にいる自分だからこそできることがある」と感じたという。「日々触れていると、種や植物は強いエネルギーを秘めていると気づく。声高に叫ぶのは苦手だけれど、自分なりの方法でメッセージを伝えられれば」とRARIさん。

 展示最終日の7月1日(15時~18時)には、RARIさんの那須の知人らが育てた野菜を中心に使った料理イベント「クロージングの会~お料理とマルシェ~」を開く。京橋のフレンチレストラン「ラ・ボンヌ・ヌーベル」の佐々木隆行シェフが、自ら那須に足を運んでイメージを膨らませた料理を振る舞う。料理・飲み物は有料。予約不要。

 開廊時間は12時~19時(最終日は18時まで)。7月1日まで。

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