日本橋郵便局近くに8月23日、ビストロ「Tradition(トラディシオン) 日本橋」(中央区日本橋1、TEL 03-6225-2403)がオープンした。経営はネオブラボー(品川区)。
「日本橋の路地裏はパリのイメージに近い」とオーナーの佐塚さんとシェフの増村さん
同店は、目黒にあるビストロ「La maison dami (ラ メゾン ダミ)」の姉妹店。店舗デザイナーでもあるオーナーの佐塚宣之さん自らがデザインを手掛けた。不定形なクラッシュタイルを床に敷き詰め、パリの路地裏のビストロをイメージしたというクラシックな調度品をそろえた。店舗面積は18坪で、席数は28席。
フランスの伝統的な調理器具であるココット鉄鍋で作る料理や、日本の伝統的な調理文化である炭火を使った料理など、2つの国の伝統(Tradition)にこだわる。シェフには、1つ星レストランでの経験も持つ増村尚紀さんを迎えた。「フォアグラと鶏レバームース」(830円)、「豚舌の薫製と豆サラダ」(1,150円)などの前菜から、「トリップの煮込みココットで炊いたバターライス添え」(1,750円)、「炭火焼き牛ハラミ肉のステーキ」(1,950円)などのメーン料理まで、カジュアルなビストロ料理を提供する。
ワインはフランス産のみで、常時60種以上をそろえる。ボトル=3,150円~、グラス=700円~。そのほか、ビール・ハイネケン樽(たる)生(650円)、カクテル(800円~)など。客単価は5,000円~6,000円を見込む。
「ビジネス街であり観光地でもある日本橋の路地裏はパリのイメージに近い。カジュアルな接待や職場での飲み会、友人や恋人とワイワイ、ガヤガヤと楽しんでもらえれば」と佐塚さん。
営業時間は17時~24時。