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八重洲でピンホールカメラの写真展-ペットボトル越しの旅の風景を撮影

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 JR東京駅八重洲北口近くにある「ギャラリーSORA」(中央区日本橋2、TEL 070-6474-1927)で11月13日、ピンホールカメラの写真展「ペットボトルと旅」が始まった。

ペットボトル越しに見えるピンホール画像、ギャラリーに不思議な世界が広がる

 同展は写真家・大木靖子さんの個展。大木さんの作品は、針穴カメラ(ピンホールカメラ)を水やお茶、ジュース、ビールなどの飲み物が入ったグラスに密着させて撮影する「グラスのなか」シリーズなど、身近なものに潜む不思議な光景を写し出すのが特徴。

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 同展では、水が入ったペッドボトル越しに乗り物の中から窓の外を写した作品を展示。ピンホールカメラには「焦点」の概念がなく、近いものも遠いものもぼけずに撮ることができるため、ペットボトルの表面も、車窓から見える遠くの風景も同じようにはっきりと写し出すことができるのが特徴。ペットボトルの形状、乗り物が通過する場所、時間帯などによって異なる、さまざまな光景を切り取る。

 「昔から乗り物酔いをしやすい体質で、酔い止め薬も効かないので、電車や船に乗る時にはペットボトルの水を飲んで気を紛らわすしかなかった。今も旅に出るときには水が欠かせない」と大木さん。「グラスの中の日常生活を撮影するうちに、水が入ったペットボトル越しに車窓の外を見たら、どのような光景が広がっているのか、気になって撮影をし始めた」という。

 同展では、2008年10月から約3年半かけて撮影した中から、カラー銀塩プリントの作品63点を展示。そのほか、手作りのアクリルケースに入れた2種類の写真セットや、ポストカード大のプリントなども用意する。作品のオリジナルプリント(手焼き銀塩プリント)の販売も。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。今月23日まで(15日は休廊)。

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