日本橋横山町・馬喰町の問屋街で12月2日、「第16回大江戸問屋祭り」が開催された。
同エリアは江戸時代から続く東京最大の現金問屋街で、衣料品、生活雑貨、文具をはじめ、あらゆる生活用品の卸売専門店120店が集中している。同イベントでは、普段、小売りを行わない専門店87店が、卸価格で一般客にも商品を販売。街のPRを目的に2005年に始まり、7月と12月の日曜日に年2回開催されている。
当日は、約1万5千人が来場。付近に飲食店が少ないため、来場者向けにキッチンカーを集め、女性のみのゴスペル合唱団「恵比寿ゴスペルクワイア」によるライブを開くなど、会場を盛り上げた。
「今後は新道通りに限らず、さらに出店数を増やしたい。若い人にも問屋街の楽しみ方を知ってもらう機会になれば」と広報担当の平原雄太さん。