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東日本橋にコワーキングスペース「カラメル」-時間制料金体系を採用

コワーキングスペースは周りに気兼ねなく仕事に集中できるのが魅力。

コワーキングスペースは周りに気兼ねなく仕事に集中できるのが魅力。

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 東日本橋に3月14日、コワーキングスペース「colormell(カラメル)」(中央区東日本橋3、TEL 03-6231-0972)がオープンした。経営はシプード(東日本橋3)。

東日本橋に時間制コワーキングスペースがオープン

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 コワーキングスペースとはフリーランスや起業家など、個人で独立して働く人が共同利用するオープンオフィス。レンタルオフィスのように各会員が固有のスペースを持つのではなく、オープンな場所で共に働くことで、ネットワーク作りやアイデア交換などの副次効果が期待できる。

 問屋街にある築40年の倉庫をリノベーションした建物の5階にあり、隠れ家のような同スペース。フロア面積は約20坪で、20人分のデスクとWi-fi、電源、カラーコピー・プリンター、会議室などを備える。

 同社の舩木芳雄社長は、大手ウェブ制作会社で長年プロデュースに関わってきた経験から、異業種の人との交流がより創造的な仕事を生み出すと実感。「仕事を介して人がつながる空間を作りたい」と同スペースを立ち上げた。

 「より幅広い人の交流を狙いたい」と、月額制ではなく時間制の料金体系を採用。カフェとレンタルオフィスの中間的な存在と位置付ける。会員登録は無料で、通常料金(10時~18時)は3時間=1,500円(延長は1時間=500円)、ナイトパック(18時~23時)は5時間=1,500円(同300円)、デイタイムパック(13時~18時)は5時間=2,000円(同400円)。利用者には、ドトールのコーヒーや菓子を無料で提供する。

「カフェで長時間仕事をすることに居心地の悪さを感じている人もいる。コワーキングスペースではそうした気兼ねがなく仕事に集中できるのが魅力。ノマドワーカーはもちろん、職場や家庭では仕事に集中できないという会社員に第三のオフィスとして利用してもらいたい」と舩木さん。「東日本橋はクリエーターやデザイナーが集まる街。文化、芸術などを生み出す拠点となれば」とも。

 今後、セミナーやイベントを開くほか、仕事やネットワーク紹介などの相談にも対応していく。会員だけが利用できる非公開のフェイスブックグループも開設し、交流の活性化に役立てる。

 営業時間は月曜~金曜の10時~23時。会員登録にはフェイスブックアカウントの取得が必要。

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