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東京駅で福島県の「じまんの一品」販売-復興プロジェクトで開発

約100社が参加し、未来にわたって誇れる「自慢の一品」作りを進める

約100社が参加し、未来にわたって誇れる「自慢の一品」作りを進める

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 JR東京駅改札内地下1階で2月21日~23日、福島県産品開発プロジェクト「ふくしま 未来への『じまんの一品づくり』」を通じた企画商品の試食・販売イベントが開催される。

「ふくしま花梨糖プロジェクト」の試作品約20種の試食や人気投票も

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 福島県が東日本大震災からの復興を自らの力で実現すべく、全国の消費者が純粋に「欲しい」と思える魅力的な県産品を開発しようと昨秋にスタートした同プロジェクト。県内の生産者・事業者や県外に避難しながらも事業を継続している約100社が参加し、商品開発や販路拡大の専門家のサポートの下、福島県が本来持つポテンシャルを引き出し、未来にわたって誇れる「自慢の一品」作りを進めてきた。

 同イベントでは、南相馬市の「菅野漬物食品」が開発した「蔵醍醐クリームチーズのみそ漬け」や浪江町から郡山市に避難して営業を続ける製麺会社「旭屋」の「なみえ太っちょ焼そば」など、プロジェクト参加事業者の商品を中心に福島県の銘酒、加工品、銘菓などを販売。プロジェクトの一環として推進中の「ふくしま花梨糖プロジェクト」の試作品約20種の試食や人気投票、テスト販売も予定。駅ナカでの販売については、新日本スーパーマーケット協会とJR東日本グループのバイヤーが出展者にアドバイスを行った。

 併せて、同駅内の7つのレストランゾーンや駅ナカ商業施設約60店で「ニッポンおいしいフェア」を開催し、同プロジェクト参加事業者の食材を使ったオリジナルメニューを提供(2月28日まで)。八重洲口の「ホテルメトロポリタン丸の内」内のレストラン「TENQOO」では、「ふくしまディナーフェア」として、プロジェクトとコラボした和風フレンチのフルコースメニュー(1万円、サービス料込み)を提供する(3月14日まで)。

 イベントの開催時間は10時~20時(初日は11時~、最終日は17時まで)。

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