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日本橋のギャラリーで企画展「自然と遊び、自然に遊ばれる」-東京芸大でも同時展示

「自然と人間との関わり」を7人の作家がそれぞれの視点から表現する。

「自然と人間との関わり」を7人の作家がそれぞれの視点から表現する。

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 日本橋本町のギャラリー「SATOSHI KOYAMA GALLERY」(中央区日本橋本町3、TEL 03- 3275-9935)で4月12日、企画展「自然と遊び、自然に遊ばれる」が始まる。

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 アーティストでアートライターでもあるジェームズ・ジャックさんがキュレーターを務める。ニューヨーク出身のジャックさんは、明仁皇太子奨学金を受け東京藝術大学で博士課程に在籍している。現在、東京と米国、フィリピンを拠点に、光、陰、植物、水光、陰、植物、水、土など自然と人間の関わりをテーマに、主にインスタレーションの発表を続けている。

 同展のタイトルは、「人は自然に遊ばれ、また自然を遊ぶ。自然に殺されることもあるし、また我々が自然を殺すこともある」という元東京藝術大学教授の高山登(のぼる)さんの言葉にインスピレーションを得た。「自然は征服するもの」という考えが主流の西洋と異なり、東洋では「自然と共に生きる」という考えが浸透していることを改めて認識し、それをさらに発展させる試みとして、本展覧会を企画した。

 「自然と人間との関わり」を7人の作家がそれぞれの視点から表現。池添彰さんは人間と動植物、人工物の融合をモチーフとした油画、メアリー・バブコックさんはハワイで採取した漁網を素材とした織物、生物学者であり、水資源の再利用促進活動に取り組むジャッキー・ブロクナーさんはドローイング作品を発表する。

 併せて、4月15日~22日には、東京芸大(台東区)の油画ギャラリーでも共通のコンセプトの展示を行う。ハワイ在住のアーティスト・マイカイ・タブズさんによる、捨てられたVHSテープから花を作り出すインスタレーションなどのほか、5月11日には高山教授と4人の作家によるシンポジウムを開く

 開催時間は水曜~土曜=13時~18時。5月18日まで。

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