JR東京駅の駅ナカ商業施設「エキュート東京」で7月1日、ちょっとした手土産やお礼に適したギフト商品を集めたイベント「まめ中元キャンペーン」が始まった。
近年、「予算的な負担」「慣例化への抵抗」などを背景に、若者を中心に「お中元離れ」が進んでいる。そうした中、「ちょっとしたお礼やサプライズは人間関係の潤滑油になる」と、ギフト利用促進を目的に企画された同イベント。入社3年目の女性社員が企画した。リーフレットでは、イラストレーター岡田丈さんによるユニークなイラストで、さまざまな利用シーンを紹介。「『まめ中元』を、身近な方とコミュニケーションをとる一つの良いきっかけにしてもらえれば」と利用を呼び掛ける。
飲食店を除く全ての店が参加し、ギフト向けの手頃価格の商品をそろえる。「空也最中」で知られる銀座の老舗「空也」が手掛ける和菓子店「空いろ」は、プチどら焼き「たいよう」(6個780円)、サンドイッチ専門店「メルヘン」は「クッキーの詰め合わせ」(1,260円)を販売。現代的なデザインのステテコを展開する「ステテコドットコム トーキョーラボ」はシールタイプのおきゅう「せんねん灸(きゅう)太陽」(2個210円)、カスタマイズチャームワッペンの「ビスコッティ トーキョウデザイン」は「キティちゃんのチャーム」(630円)など。各店でキャンペーン対象商品購入客には、ラッピング時に「まめ中元熨斗(のし)シール」を付ける。
営業時間はショップによって異なる。今月31日まで。