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日本橋大伝馬町に自然派レストラン「レンサ」-シュハリ初のリアル店舗

開放感あふれる店内

開放感あふれる店内

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 日本橋大伝馬町に6月24日、自然派レストラン「Rensa(レンサ)」(中央区日本橋大伝馬町、TEL 03-6667-0191)がオープンした。経営は、農業なども手掛ける戦略コンサルティング会社「シュハリ」(日本橋大伝馬町)。

築50年のビルをリノベーション

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 同社は移動販売のカレーショップや農業事業を展開してきたが、リアル店舗の飲食店を出店するのは同店が初めて。同社が入居するクリエーター集合オフィス「Creative Hub131」に隣接するビル1階に1号店として立ち上げた。

 店長の栗原仁さんは、これまでフリーランスとして過去に30数店の飲食店を立ち上げた経験を持つ。食ビジネスの新しい形を追求する同社の思想に共感し、「3Kのイメージが強い飲食の仕組みを変えたい」と参画した。

 コンセプトは「食べることはつながること」。店名には、食物連鎖や経済活動の循環など、料理や食事を通じて人と人、人と自然がつながる場という意味を込めた。

 店舗面積は25坪。席数は28席。角地にあり、2面から自然光が入る明るい店内。クリエーティブディレクターの東泉一郎さんによるディレクションで、現在はあまり見られないブロックガラスの壁など、古いデザインの良さを最大限残しながら築50年近いビルをリノベーションした。天井からぶら下がるパッチワークの布でデコレーションされたシャンデリアやスタッフのユニホームは、131ビルに入居するデザイナーnusumiguiさんが手掛けたという。

 メニューは、料理ユニット「南風食堂」のフードプロデューサー三原寛子さんが開発。同社が運営する千葉県香取郡の農園や周辺の農家から直送する国産有機無農薬の野菜をメーンに扱う。「皮ごと焼きとうもろこし」(500円)や「アボカドグリル かんきつとくるみのソース」(580円)などの素材を生かした野菜料理のほか、「インドネシア風香草蒸し鶏」(950円)、「エジプト風鶏と豆の煮込み」(1,100円)などのオリエンタルメニューなどを提供。「白ごはん」「本日のおみそ汁」(以上350円)で〆る人が多いという。

 ドリンクは、香取郡の酒蔵「寺田本家」の商品を中心に、日本酒を豊富に取りそろえる。近所の農家から買った米を使い、安全性にこだわった自然な酒造りが特徴だ。「連鎖」のコンセプトに合わせ、生ビールは置かず、ビールはあえて「お酌しやすい」中瓶で提供する。

 今後、農業をテーマにしたイベントの企画も予定するという。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。日曜・祝日定休。

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