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大伝馬町に無農薬野菜店「あしたねマルシェ」-テークアウト野菜カレーも

同店を運営する「シュハリ」の西崎健人さん

同店を運営する「シュハリ」の西崎健人さん

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 日本橋大伝馬町のアートスペース「Creative Hub 131」(中央区日本橋大伝馬町)に1月7日、無農薬野菜販売店「あしたねマルシェ」と無農薬野菜を使ったテークアウトカレー店「野菜のカレ」がオープンした。運営は同ビルにオフィスを構える「シュハリ」。

カレーは、水を使わず、植物性の食材と野菜の水分、豆乳のみで作る

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 同社は、「ビジネスを通じて社会貢献をする」という理念を掲げ、戦略コンサルティング事業をメーンに手掛けるが、「新しい変化を創出したい」と、農業をテーマにした新規事業を開始。千葉県香取市で農園を営み、同農園で採れる野菜のイベント販売や、キッチンワゴンカーによるカレーの移動販売を展開する。今回、同社が入居するビルの1階を賃貸できることになったため、同所に常設店を開くことにした。

 店舗面積は約55平方メートル。コンクリートむき出しの店内に陳列棚を配置する。商品は、同社が運営する農園で採れる米(6合=900円)や、「キクイモ」「サトイモ」(以上200円)、「サツマイモ」(350円)などの旬の無農薬野菜や、提携農家の野菜、しょうゆ、無農薬にんじんジュースなど。同ビルに入居する企画・デザイン会社「ベクトカルチャー」の紙小物ブランド「OKIMAK」の「ブックカバー」(2,100円)や「カードケース」(4,200円)も販売する。

 ランチタイムには、移動販売に使用するキッチンワゴンカーを店舗内に駐車し、テークアウトカレーを販売。テーブル席4席を設け、イートインもできるようにした。

 カレーは、水を使わず、植物性の食材と野菜の水分、豆乳のみで作るルーに、無農薬玄米を合わせた「旬の野菜盛りカレー」「タンドリーチキンカレー」「コーンクリーミーコロッケ」(以上650円)の3種類を提供。野菜のみのヘルシーさが人気で、利用客は女性が8割を占めるという。有機栽培の豆を使った「コーヒー」(カレーとのセット=150円、単品=230円)も販売する。

 「今後は、新しい加工商品の開発やネット販売などにも取り組みたい」と同社の西崎健人さん。

 営業時間は11時30分~19時30分(カレー販売は14時まで)。土曜・日曜・祝日定休。

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