新日本橋に二毛作飲食店「きらら&碧」-昼はラーメン、夜は家庭料理の店

「きらら&碧(そら)」を切り盛りするのは、深堀由加さん(右)と神農華蓮さん(左)。

「きらら&碧(そら)」を切り盛りするのは、深堀由加さん(右)と神農華蓮さん(左)。

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 東京メトロ新日本橋駅近くに9月7日、昼はラーメン店、夜は居酒屋の二毛作飲食店「きらら&碧(そら)」(中央区日本橋本町4、TEL 03-3527-9322)がオープンした。経営は、漁業へのコンサルティング事業を手がけるオーシャントラスト(港区)。

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 元ラーメン店だったという居抜き物件を活用した同店。「第2の自宅になるような落ち着ける場所を提供したい」と、黒が基調だった内装を白木を多用した明るい印象に改装した。店舗面積は11坪。カウンター・テーブル席合わせて16席。

 昼は、五反田に本店がある九州大牟田ラーメン店「きらら」の支店として営業。メニューは「ばりこて油」を加えた濃厚な「とんこつラーメン」(しょうゆ・塩、各720円)をメーンに、「焼豚」(250円)、「辛子明太子」(150円)、「どっかんねぎ」(200円)などのトッピングを用意。「もやしキャベツ」(150円)は、本店や他の支店にはない同店だけのオリジナルトッピングだという。

 夜は、家庭料理が中心の居酒屋「碧」に。「ほうれん草の胡麻和え」「タコとキュウリの旨辛和え」などのおばんざい(1品=380円、2品=680円)をはじめ、「枝豆」「清流よせ豆腐」(以上480円)などのおつまみ、「マグロのユッケ」(780円)、「馬刺」「馬刺ユッケ」(以上880円)、「碧のだし巻き玉子」(580円)などを提供。「おすすめ」は、軽い衣でフリッター風に仕上げた「地鶏の空揚げ」(680円)。ドリンクは、生ビール(580円)のほか、佐賀県の「七田」や鹿児島県の「黒麹櫻井」など、珍しい焼酎・日本酒を豊富に取りそろえ、「少量ずつ仕入れ、常に新しいものに入れ替えていく」という。想定単価は3,500円。

 切り盛りするのは20代の女性2人。店長の深堀由加さんは、これまで飲食店で経験を積んできたが、新店の立ち上げは初めて。スタッフの神農華蓮さんとともに開店準備を進めてきた。店名も深堀さん自ら、「『きらら』と組み合わせてバランスが良く、自然をイメージする名前が良かった」と「そら」の発音に当て字で「碧」と名付けたという。周辺で働く30代後半以上の男性をターゲットに、「帰宅前に1人でも立ち寄れる店」を目指す。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。

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