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日本橋大伝馬町で恒例「くされ市」 江戸から続く古市、新旧住民が復活

新旧住民の交流の場としてすっかり定着した「くされ市」(写真は昨年のもの)

新旧住民の交流の場としてすっかり定着した「くされ市」(写真は昨年のもの)

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 日本橋大伝馬町えびす通りで5月26日、「第8回日本橋くされ市」が開催される。主催はべったら市地域振興会。

開催時間は11時~17時

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 「くされ市」は、秋恒例の「べったら市」の前身として江戸初期から大伝馬町かいわいで開かれていた市。供え物の販売が始まりだが「ガラクタなどを売買する市」という意味もあり、店の売れ残りや処分品を安値で売り出していたという。

 2015(平成27)年に同振興会が秋の「べったら市」と対になる企画として、約400年ぶりに復活させ、道路を封鎖した「ブロックマーケット」として実施した。コロナ禍を経て再開した昨年は、昔ながらの町会関係者や近隣に移住してきたファミリー層などでにぎわった。

 8回目となる今回は地元飲食店や老舗、コミュニティーなど20団体が参加。今回も大伝馬町のメインストリート「えびす通り」を封鎖し、新旧住民が約1坪に区切られた小さなブースで、雑貨や食品などさまざまな品を売り出す。

 同振興会実行委員で日本橋大伝馬郵便局長の星和男さんは「かつて大伝馬町は浮世絵の版元が軒を並べるなど江戸文化の中心の地だったが、現在はひっそりとしたオフィス街になってしまい週末の人通りも少ない。今年は江戸中期、大伝馬町に『耕書堂』を出店していた蔦屋重三郎をモデルにした2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の話題で地元のメンバーも盛り上がっている。この絶好のチャンスを生かしたい」と話す。

 同振興会事務局長の秋山悦宏さんは「コロナ禍で多くの店や人が町を去ってしまい今年の出店者数は例年の約半分。長年かけて作り上げてきたイベントだが、また一からじっくり作り直したい。大きな催し物にするつもりはないが、新旧住民同士のつながりができれば街の防災にも役立つ。新たに転居してきた人もぜひ参加してほしい」と話す。

 開催時間は11時~17時。少雨決行。

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