三越日本橋本店(中央区日本橋室町1)で8月3日、子どもがデザインした洋服を着た子どもモデルが登場するファッションショーが行われた。ワールド(兵庫県神戸市)とテーマパーク「キッザニア」を運営する「KCJグループ」(中央区)、三越伊勢丹(新宿区)の共催。
3社は1月から、キッザニア東京(江東区)内のワールド主催パビリオン「ファッションブティック」でデザイナーの仕事を体験した子どもを対象に「ファッションデザインコンテスト」を開催し、「パーティーに着て行きたい服」をテーマにデザイン画を募集。三越伊勢丹主催のパビリオン「デパート」で、子どもたちがバイヤーとなって応募された作品の中から実際に商品にして薦めたいデザイン画を選ぶ1次審査を行った。
2次審査では、ワールドのデザイナーとパタンナー、三越伊勢丹のバイヤー、洋服の制作を担当する文化服装学院(渋谷区)の学生による投票で30作品を選考。選ばれた作品は、ワールドのパタンナーの指導の下、アパレル技術科の学生の手で実際の洋服になった。
ショーでは、三越日本橋本店と伊勢丹新宿本店(新宿区)の利用客を対象に募集した30人のキッズモデルが入賞作品を身に着けて登場。中央ホールの大階段から舞台へ下り、ランウェーを歩いた。
伊勢丹新宿本店では8月14日~19日、応募されたデザイン画259作品を展示する。