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日本橋室町に「鎮守の森」-福徳神社裏手に1000平方メートル造成

四季折々の木々が楽しめる日本橋と真ん中の「福徳の森」

四季折々の木々が楽しめる日本橋と真ん中の「福徳の森」

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 日本橋室町の福徳神社裏手に鎮守の森「(仮称)福徳の森」の造成が進められている。施工主は三井不動産(中央区日本橋室町2)。

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 同神社は860~867年(貞観年間)にはすでに同地に鎮座していたと伝えられる東京有数の古社。神社と一体となった広場として、近隣の会社員や来街者に憩いとにぎわいの場を提供する。

 日本橋の真ん中に約1000平方メートルの敷地を確保するというぜいたくな設計。中央にはイベント等多目的な利用が可能な広場を設け、それを囲む形で桜や紅葉などを植えることで、街の中で季節の移ろいを感じる緑陰スペースを創り出すという。

 また、「くすりのまち」の象徴で、毎年10月17日の例大祭ではお汁粉の振る舞いで地元に親しまれている「薬祖神社」を、現在の東京薬事協会内から広場の中に移転。軽飲食も提供できる店舗も設ける。広場地下には駐車場のほか、地下通路を介してCOREDO室町2とつながる商業空間を設け、地下にもにぎわいを創出する。

 完成は2016年度を予定。

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