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人形町で「丹波黒豆」枝付き枝豆試食会 市場にほとんど出回らない希少食材

慣れない出荷作業に精を出す地元の面々

慣れない出荷作業に精を出す地元の面々

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人形町のカフェ「オムチャントーン」(中央区日本橋富沢町、TEL 03-6206-2626)で10月24日、「丹波の黒豆の枝付き枝豆試食会」が開かれる。

地元でしか味わえない、幻の食材とも言われている丹波黒豆の枝豆

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「丹波の黒豆」として知られるブランドだが、この大粒の高級豆である黒豆を若さやの段階で収穫すれば枝豆として食べられることはあまり知られていない。栽培が難しく収穫量も少ないほか、枝豆として収穫できる時期も1年のこの時期1カ月ほどに限定されることから、地元以外には極めて限定的な流通となっており、幻の食材とも言われている。

Iターンで丹波市に暮らすようになり、最年少議員となった横田親さんと、移住支援と地域活性関係のさまざまなプロジェクトを手掛ける「小石川」(文京区小石川3)の広瀬眞之介さんによる共同企画に、人形町のカフェ「オムチャントーン」店長の土井高志さんが協力することで今回の企画が実現した。

当日は枝豆の試食以外にも丹波地域の紹介や広瀬さんによる地域活性談話が、裏話満載で行われる。「田舎への移住や地方の地元経済活性化に興味がある方にとっては、本やテレビなど表のメディアではなかなか触れることのない実情を知る機会にもしたい」と広瀬さん。

今月行われた日本酒利き歩きイベントのオーガナイザーである佐々木酒店・佐々木邦秀さんの協力で、居酒屋店主など地域飲食店の関係者も多く訪れる見込み。「人形町の飲食店と住民の方々と丹波の農家の縁がこういう形で発展してくれたらうれしい。これまであまり外に出してこなかった黒枝豆を、東京の粋な町の人たちに広く気軽に親しんでもらいたい」と、無料・予約不要のオープンイベントとした思いを語る横田さん。

試食会は14時~16時(黒豆の無料試食自体は豆がなくなり次第終了)、入場無料(要ワンドリンク)。会場となるオムチャントーンは11時30分から営業

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