日本橋エリアで4月16日、おちょこ片手に各店を巡り利き酒を楽しむ街歩きイベント「日本酒利き歩き2016」が開催される。主催は日本橋日本酒プロジェクト（中央区日本橋人形町2、TEL 03-3666-7662）。

文明堂日本橋店では「利きうさぎ」の三笠山を限定販売

　人形町発祥の名物企画となった同イベント。4回目となる今回は、参加飲食店41店、参加蔵数も41蔵と過去最大で、各蔵とも純米大吟醸やにごり酒、発泡酒など複数銘柄を出品し、総数は500銘柄に及ぶ。参加店以外にもエリア内58店で関連イベントや振る舞い酒を実施。日本橋全体が日本酒一色に染まる。

　今回初参加となる日本橋三越本店では本館1階室町口にブースを出展。同じく初参加の被災地復興支援カフェ「わたす日本橋」でも宮城の酒蔵「錦屋」の試飲会を行う。提供銘柄と提供時間は当日配布するハンドブックとホームページで公開している。

　「前評判も上々で、今回は前回を大きく上回る参加者4000人越えを視野に入れている」と主催者の一人で佐々木酒店4代目当主の佐々木邦秀さん。「これまで春秋年2回の実施だったが、今年から年1回にしたのでお見逃しなく」とも。

　当日の受付は、佐々木酒店（日本橋人形町2、TEL 03-3666-7662）、きく屋はなれ（日本橋人形町1、TEL 03-3664-9032）、ダリア（日本橋大伝馬町2、TEL 03-3663-3021）、コレド室町地下1階の日本橋案内所（日本橋室町2、TEL 03-3242-0010）の4カ所に設ける。

　オリジナルのおちょことマップを受け取り、参加店舗を巡り、各店で振る舞われる銘酒の利き酒を楽しむ基本スタイルは同じで、参加各店はイベントのための特別メニュー（別途有料）を用意する。

　開催時間は14時～18時。参加費は、当日＝3,000円、前売り＝2,500円。チケットは受付と参加各店のほかイープラスでも取り扱う。