日本橋大伝馬町のアートスペース「NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)」(中央区日本橋大伝馬町1)で5月21・22日、ドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく~胎内記憶を語る子どもたち~」の上映会が行われる。主催は日本橋経済新聞。
映像作家の荻久保則男さんが制作・監督を務め、胎内記憶を持った子どもたちが「生まれる前の記憶」を語る姿を追ったドキュメンタリー映画として2013年11月にリリースした同作品。「胎内記憶」とは、母親の胎内にいたときやそれ以前の記憶のことで2~4歳の子どもが話すといわれている。研究者や教育者らが子どもたちの話に耳を傾けることで胎内記憶について掘り下げる。一切のナレーションやBGMも無いシンプルな作りながら「お母さんを選んで生まれてきた」と語る子どもたちの姿が口コミで話題を呼び、国内外で上映会が開かれ観客動員数はすでに10万人を超えているという。
今回は「オリジナル版(114分)」(21日)と、再編集し新たなシーンを加えた「ディレクターズカット版(98分)」(22日)をダブル上映。出演者の一人で幼児教育の第一人者、かがみ知加子さんと荻久保監督のトークショーも予定している。「バギーカーでの入場もOKなので、子育て中のお母さま方に、お子様やご主人と一緒に観てほしい。きっと元気が出てくるはず」と、荻久保監督。「トークショーでは3年目に突入した『かみさまとのやくそく』について、この2年半の思いをお話ししたい。今月編集が完了したばかりの『ディレクターズカット版』へのかがみ先生の感想も楽しみ。ご出演いただいた子どもたちのその後も先生からお聞きしたい」と期待を寄せていた。
1日4回上映で上映時間=①10時30分~、②13時40分~、③16時~、④19時10分~。(※22日の4回目はすでに満席)。上映後のトークショーも各日2回(12時30分~、18時~)予定している。参加料はトークショー込みで1,500円(前売り1,200円、小学生以下無料)。予約は電話(03-5623-9307)とメールで受け付ける。