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人形町で「てんてん祭」 恒例富くじや子ども落語教室、プログラミング教室も

人気キャラ「人之介」

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 日本橋人形町で10月7日、毎年恒例の「てんてん祭(さい)」が開催される。同町と縁が深く、安産祈願・子授けの神社として知られる水天宮にあやかり、毎年十月十日(とつきとおか)から連想した10月10日に前後する休・祝日に開催している。

子ども向けプログラミング教室も

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 今年で30回目となる同祭。当日は、水天宮交差点から人形町交差点までが歩行者天国となり、飲食や物品販売の露店が立ち並ぶ。地元の子どもたちによるチアリーディングやブラスバンドの練り歩き、同町出身の歌手・大木トオルさん主催のセラピードッグエキシビジョン、中央区唯一の相撲部屋である荒汐部屋の力士が参加する「わんぱく相撲」などのイベントも予定する。 

 一番人気の「富くじ」は、日本橋七福神の一つ・椙森(すぎのもり)神社が江戸時代に「富くじ」でにぎわったことにちなむ恒例のイベントで、家電などの豪華賞品が用意される。
 主催は人形町商店街協同組合の青年部にあたる「三水会」。同組織は、30~40代の経営者や商店主の息子世代を中心に構成され、商店街と地域の活性化に取り組んでいる。下町の商店街には後継者に悩むところも多いが、人形町では長年同会がイベント企画などを通じて、後継者育成の場を提供しているという。

 今回は人之助コーナーで「子供落語教室」と「キッズプログラミング教室」(ともに参加無料、要予約)も実施する「二つの教室とも近隣地域で活動している方々に講師をお願いしている」と同会の渥美雄一郎さん。「 商店街協同組合として、活動を通して多様性のある地域の繋がりを今後も企画していきたい」とも。

 開催時間は、11時30分~16時。

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