暮らす・働く

江戸の老舗店団体「東都のれん会」が60周年-日本橋三越で記念イベント

  • 0

  •  

 日本橋三越(中央区日本橋室町1)で3月12日・13日、東京都心の老舗店による団体「東都のれん会」の設立60周年記念イベントが行われる。

[広告]

 1951(昭和26)年、江戸・東京で商いを続けてきた老舗店が戦災による荒廃から復興し、共に伝統の継承と発展を目指すことを目的に発足した同会。江戸と東京を一語で表す「東都」と「老舗」を意味する「のれん」の二語を基に名付け、会員相互の親睦と情報交換、共同広告や共同催事を実施するなどしてきた。

 現在の加盟店は、「三代、100年、同業で継続し現在も盛業」という条件を満たす老舗53店。日本橋では、和菓子の「榮太樓總本鋪」(日本橋1)やかつおぶしの「にんべん」(日本橋室町2)、江戸うちわの「伊場仙」(日本橋小舟町)、のりと茶の「山本山」(日本橋2)、果物の「千疋屋総本店」(日本橋室町2)など19店が名を連ねる。

 記念イベントは、日本橋三越で14日まで開催中の「味と技の大江戸展」の一環として開催。金原亭馬生さんがナビゲーターを務め、加盟各店による江戸や老舗に関する談話、「江戸のお座敷芸」解説、12日は新橋、13日は浅草の芸妓(げいぎ)による舞踊を披露する。本館1階中央ホールで各日11時~、12時15分~、15時15分~。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース