ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピックに出場した日本代表選手団による「TEAM JAPAN応援感謝パレード」が4月25日、日本橋中央通り(中央区日本橋室町周辺)で開催された。主催は日本オリンピック委員会、日本パラリンピック委員会。
冬季オリンピック・パラリンピックの感動と応援への感謝を伝えることを目的に開催。日本代表選手団はコレド室町テラス大屋根広場でのオープニングセレモニーの後、日本橋北詰までの中央通り約700メートルを往復するコースを8つのグループに分かれてパレードした。
出発前のオープニングセレモニーでは、日本橋中学校吹奏楽部が登壇し、同校17人の部員に加え沿道にも全国の吹奏楽部員総勢311人が参加して「オリンピックマーチ」などを披露。日本代表のムードメーカー的存在で、パラスノーボード男子銀メダリストの小栗大地さんは「今日はこの日本橋を歩くことが本当に楽しみ。応援してくれた皆さんに感謝を伝えたい」とあいさつした。
パレードにはフィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した三浦璃来さんと木原龍一さんをはじめ、スノーボード男子ビッグエア金の木村葵来さん、女子ビッグエア金の村瀬心椛さん、男子ハーフパイプ金の戸塚優斗さん、パラリンピアンではアルペンスキー女子銀の村岡桃佳さんなどが参加。史上最多の24個のメダルを獲得したオリンピアン72人、パラリンピアン43人の計115人の日本代表選手団が、日本橋の街を練り歩き、沿道に駆け付けた約5万人のファンの声援に応えた。
パレード終了後、選手たちは沿道のファンとの交流について、それぞれの言葉で思いを披露。スピードスケート女子で銅メダル3個を獲得した高木美帆さんは「あいにくの寒空ではあったが、こんなにもたくさんの皆さんが沿道で声をかけてくれて、心はぽかぽかと温かい」と話した。
前回(北京)の銅を上回る銀メダルを獲得し、団体戦でも銀メダルを獲得したフィギュアスケートの坂本花織さんは「前回大会はコロナ禍だった。こんなに開放的になって、2カ月たってもこの熱量で『おめでとう』『ありがとう』と言ってもらえることに感激した」と振り返った。
沿道でもリフトを披露した「りくりゅう」ペアの木原さんは「ペアを始めた時は想像もしなかった景色を見て、本当に幸せな気持ちになった。ここにたどり着けたのは応援のおかげ」と述べ、三浦さんは「遠くの人たちにも見えるようにと高く上った」と話した。
スキージャンプの高梨沙羅さんは「6大会出場したがパレードは初めて。オリンピック・パラリンピックの偉大さを改めて感じた。このように観客とつながる機会があると選手にとって力強い」と笑顔を見せた。
千葉県から応援に駆け付けたという女性は「パレードの2時間前から並んで最前列を確保した。選手たちの笑顔を間近に見ることができて、とてもうれしい。次のフランスアルプス2030も頑張ってほしい」と話していた。