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日本橋で「オリンピック・アゴラ」 貴重映像やメダルなどレガシーを一堂に世界初展示

特設シアターでは感動の瞬間を編集した5分間のレガシー映像を放映

特設シアターでは感動の瞬間を編集した5分間のレガシー映像を放映

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 日本橋室町エリアで7月1日、芸術・文化・スポーツを通じてオリンピック精神や理念を伝える文化プログラム「オリンピック・アゴラ(Olympic Agora)」が始まった。主催はIOCの文化教育機関「オリンピック文化遺産財団」(本部=スイス・ローザンヌ)、運営はオフィシャルパートナーの三井不動産。

日本橋で「オリンピック・アゴラ」 メダルなどアテネ以来の文化遺産を世界初展示

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 IOCの新たな取り組みとして世界初の開催となる同プログラム。「アゴラ」は古代ギリシア語で「人の集まる所」を意味し、市場や集会所などがある「公共の場」を指す。

 会場となる日本橋室町地区には五輪を象徴するコレクション展示や双方向型の映像装置、オリンピアンやパラリンピアンによるアート作品などを展示。近代オリンピックのレガシーを伝える6プログラムを展開する。

 中央通り沿いのビルには20世紀以降に開催されたオリンピック各大会のポスターを掲示。日本橋三井タワー1階アトリウムには巨大金メダル「TOKYO2020 ビッグメダルモニュメント」を設置する。福徳神社隣の「福徳の森」にはバトンタッチの瞬間をイメージした現代アーティスト戸鋪誠さんの光の彫刻「連帯と協力」、三越前駅地下歩道ではアートの分野でも能力を発揮する6人のオリンピアン、パラリンピアンによる作品を老舗の街「日本橋」らしい「のれん」に展開した「オリンピアン・アーティスト・イン・レジデンス」プログラムを展示する。

 日本橋室町テラス3階の「室町三井ホール&カンファレンス」では世界最大のオリンピックの歴史アーカイブを保持する「オリンピック・ミュージアム」(スイス・ローザ ンヌ)による特別展「オリンピック・スピリット展」(The Olympic Spirit ? Exhibition)を開催。1896年開催のアテネ大会以降のオリンピックポスターや聖火をともしたトーチ群、各大会で授与された金銀銅のメダルなど145点を展示するほか、特設シアターでは各大会の感動の瞬間を編集した5分間のレガシー映像を放映する。

 特別展の開催時間は10時~20時。入場無料。新型コロナウイルス感染予防対策のため事前予約(1組5人まで)が必要。申し込みはホームページで受け付ける。8月15日まで。

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