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日本橋横山町で「日東フェス2026」 「タオルの学校」開校記念で

「タオルは手紙ワークショップ」の様子。ほかにも音楽イベントや、不要衣類の回収企画など地域事業者による参加型企画も実施

「タオルは手紙ワークショップ」の様子。ほかにも音楽イベントや、不要衣類の回収企画など地域事業者による参加型企画も実施

 タオル専門卸「日東タオル」(中央区日本橋横山町6)が4月28・29日の2日間、「タオルの学校」開校記念イベント「日東フェス2026」を開催した。

公開授業や体験企画も

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 同イベントは、4月28日に同社が開校した「タオルの学校」のスタートに合わせて開いたもの。公開授業やワークショップ、展示、音楽イベントなどを通じて、タオルを切り口に「ゆったりとした時間」や人とのつながりについて考える場として企画した。

 会場となった同社本店の外壁を黄色に塗った建物は地元で「黄色いビル」の愛称で親しまれており、問屋街のランドマーク的な存在。期間中は館内全体を使ってイベントを展開した。

 「タオルの学校」は、「タオルは、手紙だ。」をコンセプトに、顧客や社員、タオル関連業者を対象に商品としての「タオル」の魅力を再構築し、社会に発信していく取り組み。同社では、タオルを単なる生活用品ではなく、人の気持ちや時間を伝える存在として捉え、「手間や時間」の価値を見直す場として学校形式での活動を始めた。

 初日の公開授業では、センジュ出版代表で編集者の吉満明子さんと日東タオル三代目社長の鳥山貴弘さんが登壇。「タオルの学校は何をみつめて立ち上がったのか?」をテーマに対談を行った。対談の中で鳥山さんは「5年先、10年先を考えたときに製品としての『タオル』や業態としての『問屋』が、現在のように成り立っていけるかどうか極めて不透明」と発言。「タオル業界の明るい未来を願い、お客様づくり、商品づくり、売り手づくりのための第1歩として『タオルの学校』を開始した」と話していた。

 続く授業「タオルのすゝめ」では、ホットマン代表取締役の坂本将之さん、藤高取締役の藤高小夜子さんらが登壇。タオルメーカーの立場から、製品づくりやテレビ取材の裏話などについて語った。

 29日には、建築家の小林良さんと冨川浩史さんによる「黄色いビル」をテーマにした授業や、開智日本橋学園中学高等学校の生徒らが参加した「やさしい文具づくり公開企画会議」を開催。来場者と意見を交わしながら企画を進めた。

 館内では、「タオルは手紙ワークショップ」や「黄色いビルの模型を作るワークショップ」、つくし文具店による展示、帽子や雑貨の販売なども展開。バイオリン演奏やDJなどの音楽イベントや不要衣類の回収企画など、地域事業者による参加型企画も行った。

 鳥山さんは「今回は『完成されたイベント』ではなく、日東タオルとタオルの学校の『はじまりの日』であり、その途中経過を見ていただく日と位置付けている。今後は問屋街や地域事業者とも連携しながら、タオルをテーマにした公開授業や対話企画、ものづくり体験などを継続的に展開していく。文化祭を一緒につくる気持ちで参加してほしい」と呼びかけていた。

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