ローソン京橋駅前店内(中央区京橋2)に12月22日、「函館市アンテナショップ」がオープンした。
ローソン(品川区)は、地方の産品を東京などで販売展開する「地産外消」の思想に基づき、これまでに沖縄、徳島、千葉、埼玉、長野、熊本の6県のアンテナショップを展開してきたが、市町村単位での出店は今回が初めて。
店舗入り口付近に専用コーナーを開設。函館市の観光パンフレットやマップを置くほか、いか塩辛、松前漬け、がごめ昆布製品、イカめしなど同市の特産品約80品目を販売する。
オープン当日は工藤壽樹・函館市長や、同社の玉塚元一副社長が来店。「ミスはこだて」やご当地キャラクター「イカール星人」と共に、観光DVDやがごめ昆布キャラメルなどの無料配布でPRした。
「函館の特産品を集中的にPRする新たな試みとして成功させ、2号店、3号店へとつなげていければ」と工藤市長。玉塚副社長は「函館のブランド力には可能性がある。新たな商材発見にも取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。