新川に野菜とマクロビスイーツをメーンとしたカフェ「mamecafe(マメカフェ)」(中央区新川2、TEL 03-5542-0252)がオープンして1カ月がたった。経営はウィルプランニング(港区)。
渋谷で営業していたマクロビカフェ「渋谷村やさい食堂」が、「体に良いものをより多くの人へ」という基本コンセプトを変えることなく同所に移転。「乳卵菜食」をテーマに動物性食材を使わないマクロビスイーツと肉や魚を使わない野菜中心の料理を提供する。
カスタードクリームの代わりにクズを使った「フレッシュフルーツタルト」や豆腐を材料とした「ベイクドトーフケーキ」(以上714円)、豆乳を使った「ソイショコラ」(682円)はじめとしたスイーツは、卵やバターを使わず、工夫を凝らして「おいしさを追求」したという。「お知らせするまでマクロビスイーツと気付かずに食べる人もいるほど」とキッチンマネジャーの汲川友里さん。そのほか、雑穀米と野菜をメーンにした「おやさいプレート」(998円)や肉のような食感がありながら大豆でできた食材「ベジミート」を使った「ベジカツサラダご飯」(945円)も。
コーヒー(441円)や紅茶(504円)などのドリンクメニューもオーガニックにこだわる。特に紅茶は「プレゼンテーションボックス」を用意し、茶葉の香りや成分を事前に確認してから注文できる。
店舗面積は15坪、席数は18席。内装は白を基調とし、ガラス張りで気軽に立ち寄りやすい雰囲気に仕上げた。ペット同伴で入店できる時間帯を設けるなど「地元密着型の店を目指したい」と汲川さん。「この地域の方は隅田川でのお花見を楽しまれると聞く。シーズンが近づいているので、花見弁当なども準備していきたい」とも。
営業時間は8時~19時30分。日曜・祝日定休。