人形町に4月13日、イタリアン「トラットリア コルディアーレ」(中央区日本橋人形町2、TEL 03-6661-6752)がオープンした。
イタリアンテイストの外観、築80年の町屋を街並みに馴染むデザインに
駒沢で「ピッツェリア フーモ」を経営していたオーナーの事代堂(ことしろどう)高英さんが、生まれ育った人形町で開いた同店。店舗面積は90平方メートルで、席数は37席。築80年の古民家を改築し、外観や内装はおしゃれなイタリアンレストランをベースにしつつも、人形町の街並みに溶け込むようなナチュラルで親しみやすいイメージにまとめた。床のタイルや壁紙は実家の三共紙店「Hagoti」(小伝馬町)が手掛けている。1階はワインや料理が気軽に楽しめる着席型バルスタイル、2階は落ち着いた雰囲気のダイニングレストラン。
メニューは、箱根の契約農家直送の朝採れ野菜を使用した「ブラータチーズとフルーツトマトのカプレーゼCordialeスタイル」(1,404円)や、「杉正農園で獲(と)れた箱根野菜のグリル シンプルにシチリア産甘いお塩とオリーブオイルで」(1,728円)、イチボ・ランプ・外モモ・内モモ・肩三角・シンタマ・ヒレなど週替わりで提供されるさまざまな部位の「藤枝の熟成肉 A4・A5の和牛のグリル」(3,780円)、「本日築地市場より入荷した鮮魚 お客さまのお好きな調理法で…」(1,620円~)。ドリンクは、国内で取り扱いがあるのは3店のみというイタリアのクラフトビール「ビアンカ・ランチャ・ホワイトビール」(972円)、白ワイン「カステッロ・ピエモンテ・シャルドネ」(グラス2,052円、ボトル8,424円)、赤ワイン「ヴァルデリス」(グラス1,296円、ボトル6,264円)など。
「古いものと新しいものがすてきに共存している人形町。生まれ育った大好きな街で30~50代の遊び場をつくれたら」と事代堂さん。「20人ほどで隠れ家的に使える3階ラウンジバーも9月にオープンするので、楽しみにしていてほしい」とも。
営業時間は火~土曜=17時~24時、日曜=11時~23時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。