日本橋エリアで10月7日、「2015　きものサローネin 日本橋」が開催される。

今年のテーマは「きもの、いきもの／きて、みて、あそぶ」

　今年で4回目を迎える同イベント。日本橋の東京織物卸商業組合をはじめ全国の着物産地組合やメーカー、小売店などが、着物文化を着物ファンや作り手など次世代の担い手につなぎ、楽しんでもらおうと企画した。

　今年は「きもの、いきもの／きて、みて、あそぶ」をテーマに、日本橋三井ホールとYUITO、江戸桜通り地下歩道・日本橋案内所前（以上、日本橋室町2）の3会場で開催する。

　三井ホールでは今年から「きものNight」（8日・9日）を実施し、ファッションモデル・土屋アンナさんの「母娘きものトークショー」や、狂言、日本舞踊の他、芸者デザイナー大友千里さんの振り付けと和楽器ユニット・AUN Jの生演奏による盆踊り大会、ピチカートファイブのボーカル・野宮真貴さんの着物ミニライブなどのパフォーマンスやトークイベントが行われる。

　「きもの企画展＆SHOW」では、日本を代表する広告写真家・小林鷹さんによる舞妓（まいこ）写真展、日本橋人形町にアトリエギャラリーを構える人形師・辻村ジュサブローさんの人形展示、京染色の伝統工芸士・五代田畑喜八さんの名品展、「米沢織　きものファッションショー」や「学生きものデザインコンテスト」などの展示やショーを展開する。

　YUITOでは「きものマルシェ＆和文化体験コーナー」が設けられ、全国から約70以上の産地やメーカー、小売店が集まり最新スタイルを紹介。茶や華、書などの和文化の体験や、着付けや利き酒のトークショーも開催する。

　江戸桜通り地下歩道では、企画展「きもの100体スタイリズム」と題して、最新の着物スタイルを展示し、来場者による人気投票を行う。投票結果の上位7スタイルは日本橋三井ホールで10月10日、ファッションショー形式で発表する予定。

　開催時間はイベントにより異なる。料金は、「きものマルシェ＆和文化体験コーナー」「きもの100体スタイリズム」＝無料、「企画展＆SHOW」2DAYSチケット＝1,200円（前売りは1,000円）、「きものNight」＝各回4,500円（前売りは4,000円）。10月10日まで。