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コレド室町地下通路で「復興マルシェ」 被災地から「山海の珍味」一堂に

福島や宮城のアンテナショップなど6団体が参加し、地酒、水産加工品、農産物などを紹介・販売する

福島や宮城のアンテナショップなど6団体が参加し、地酒、水産加工品、農産物などを紹介・販売する

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 「コレド室町」地下に隣接する歩道「江戸さくら通り」で10月7日、復興応援プロイジェクト「日本橋室町マルシェ2015」が行われる。主催は三井不動産(中央区日本橋室町2 TEL03-3246-3155)と日本橋室町エリアマネジメント。(東京都中央区日本橋室町3)

日本橋三越本店で「あんこ博覧会」 お茶とコラボしたあんこ菓子一堂に(日本橋経済新聞)

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 地域の隠れた逸品や特産品の販売イベントを主催することで、被災地の復興とまちおこしを支援する同イベント。2回目となる今回は、福島や宮城のアンテナショップなど6団体が参加し、農水産加工品、農産物などを紹介・販売する。

 被災地と日本橋をつなげるカフェ「わたす日本橋」も初めて参加し、魚介スープとパンを提供。同ブースでは宮城県亘理町のNPO「いちごっこ」が「いちごのミニカップジェラート」「いちごのカップケーキ」などのスイーツも販売する。「日本橋ふくしま館MIDETTE」では糖度が高く、皮ごと食べらる種なしのぶどう「シャインマスカット」を用意。石巻元気復興センターは「牛タン入りつくね」「石巻焼きそば」、宮城ふるさとプラザは「くるみゆべし」を販売する。このほか、八葉水産、ガーネット宮城、などが参加し、日本橋に「東北の山海の珍味」が並ぶ。

 壁面のデジタルサイネージでは、南三陸町立志津川中学校生徒による写真展「全国に伝えたい南三陸町の今」を開く。123点の応募作品の中から入賞14点をパネル展示し、87点をデジタルサイネージに投影する(10月7日~12日)。入賞の14点はイベント終了後、「わたす日本橋」3階わたすルームでも展示する。

 会場の同通路は、道路交通法上は区道の扱いで、首都圏震災時の備蓄・避難スペースにもなっている。交通アクセスもよく人通りの多いフリースペースとして今後の活用が期待されている。

 開催時間は11時~20時。

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