日本橋室町の三井ホールで1月8日、生花とデジタルアートで都会の庭園を作り出すイベント「FLOWERS BY NAKED(フラワーズ バイ ネイキッド)」が始まった。総合プロデュースはクリエーティブ集団ネイキッド。
オープニングには人気ユニット「水曜日のカンパネラ」のコムアイさんが駆け付けた
東京駅や新江ノ島水族館など既存の空間に新たな演出を加えて全く違う世界を創り出してきた同集団が今回初めて「花」をモチーフに展開。草月流家元・勅使河原茜さんとのコラボレーション作品「植物の繭」などを展示し独自の空間を創出する。
植物のフィボナッチ数列に見立てた、らせん状の会場内には、導入部分の「BIG BOOK BIG FLOWER」や花見バー「桜彩」など大きく7つの作品を設置。生花、オブジェ、映像、インタラクティブ、香り、飲食など、さまざまな演出を通して五感で楽しむ花のイベントとなっている。
「作品に触れると鼓動を感じて動く仕組みなど、生花とデジタル技術で体験型の庭園を作り上げた」と同集団代表の村松亮太郎さん。「既視感のない花の楽園に作り上げた。インスタグラムで映えるフォトジェニックな空間に仕上げたので、ぜひ楽しんで写真を拡散してほしい」とも。
オープニングイベントには人気ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル、コムアイが駆け付けて、勅使河原茜さんデザインのフラワーオブジェを身に着けながら、同イベントのテーマソングとなった「西玉夫」を熱唱し会場を沸かせた。
入場料は大人(高校生以上)1,300円 小人700円 ※未就学児無料開催時間は10時~20時(金曜・土曜・祝前日は21時)。2月11日まで。