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日本橋室町で和のイルミネーション点灯 「時間」「水面」の要素で街照らす

重要文化財三井本館の外壁に春の花をイメージした幻想的なイルミネーションが点灯

重要文化財三井本館の外壁に春の花をイメージした幻想的なイルミネーションが点灯

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 コレド室町、福徳神社、三井本館など室町エリアのイルミネーション「NIHONBASHI ILLUMINATIONS collaborated with FLOWERS」が12月11日、始まった。主催は三井不動産。

100個の花見ぢょうちんが福徳神社参道の仲通りを染め上げる

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 1回目となる今年のテーマは「春」。日本橋室町の各所で、段階的に春の花をモチーフとしたイルミネーションが点灯、開花する。重要文化財三井本館の外壁に春の花をイメージした幻想的なイルミネーションが点灯し、100個の花見ぢょうちんが福徳神社参道の仲通りを染め上げる。

 イルミネーションは2つの要素で輝き方が変化。1つ目は「時の流れ」で、開花から五分咲き、満開への変化を微細な光の変化で表現。徐々に時の流れとともに色や艶(あで)やかさを増し、新年には三井本館一面が春の光で満開になるという。2つ目は日本橋が水辺の街であることから「水の動き」で輝きや色彩を変化させる。水に浮かべた透過性のカラーフィルムを下から照明で照らすことにより揺れる水面の輝きを表現する。

 総合プロデュースは、東京駅の3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」やNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」タイトルバックなどを手掛けたクリエーティブ集団ネイキッドが担当。街のイメージに合わせ、和のトーンで仕上げた色味やデザイン、仕掛けなどで日本橋ならではの光を表現する。

 今月25日には、弦楽楽団によるクリスマスソングの生ライブを聴きながら、参加者自身がイルミネーションの一部になったかのようなライティングに参加できる「インタラクティブ型ライティングショー」を実施。ほかにバラや綿あめのプレゼントや1月8日から日本橋三井ホールで実施する連携イベント「FLOWERS BY NAKED」への招待企画などもある。

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