日本橋周辺で11月20日、「メトロの駅から楽しく歩こう『東京まちさんぽ』」が開催された。主催は東京メトロ(台東区)。
2004年から続く同イベントは今回で27回目。東京メトロ沿線内のさまざまなコースで実施されてきた。今回は「日本の中心で秋を探す」がテーマ。抽選で選ばれた約5,000人が日比谷線茅場町駅をスタートし、人形町の甘酒横丁や日本橋を通り、皇居外周、国会議事堂を抜け、千代田線赤坂駅までの約9.5キロのコースを歩いた。
参加者は8時30分から10時30分の間に3回に分かれてスタートし、15時までのゴールを目指す。当日配布された地図をもとに、制限時間内であれば途中で休憩や昼食などを取りながら、各自が好きなペースで歩くことができる。ゴール地点ではアンケートと交換でオリジナルの「完歩賞」を進呈。40~60代のファミリーでの参加者が多かった。
同社担当の山本さんは「『東京まちさんぽ』は、東京メトロエリアの魅力を皆さんに知ってもらうのが目的。今回の日本橋エリアのコースは、今まであまり実施していないエリアのため、まだ知られていない新しい魅力が参加者にも伝わるのでは」と話す。