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日本橋茅場町の再開発ビルでWデジタルアート展 食と浮世絵テーマに同時開催

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日本橋茅場町の再開発ビルでWデジタルアート展 食と浮世絵テーマに同時開催

再開発中の9階建てのビルを1棟利用して2つのデジタルアートイベントを同時開催

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 日本橋茅場町、再開発地域の「茅場町1丁目平和ビル」(中央区日本橋茅場町1)で1月28日、「見て食べる体験型デジタルアート~食神(たべがみ)さまの不思議なレストラン」展と「デジタルアートで江戸の秘密を暴く~スーパー浮世絵『江戸の秘密』」展が始まった。主催はソニー・ミュージックエンタティメント(SME)、アソビシステムなどで構成する両イベント製作委員会。

浮世絵を最新デジタル技術で巨大化し、絵の中に紛れ込んだような世界を再現

 日本の金融ビジネス発祥の地で証券取引の中心として発展してきた日本橋兜町、茅場町エリアだが、1999年の株式売買立会場閉鎖以降、株取引のシステム化が進む中で昼間人口が減少し街のにぎわいも失われてきた。今回のイベントは同エリアを中心に事業を展開する平和不動産が、両制作委員会に協力する形で同社所有の1972(昭和47)年築、9階建ての同ビルを提供して企画されたもの。

 「食神さまの不思議なレストラン」展は同ビルの2~4階を使ってソニー・ミュージックエンタティメント(SME)が展開する体験型イベント。「旬の食材」「焼く・煮る・炊く・炙(あぶ)るといった調理法」「ダシ・発酵・酒・器」など和食ならではの魅力を、映像やアトラクションで見て食べて楽しむ総合イベントとして発信する。野木坂46の松村沙友理さんと若月佑美さんが声優を務める、神様の使いのキツネ「ウカ」に導かれながら各フロアを巡り和食の世界を体感する。演出は「マドンナ」などの海外アーティストのライブをはじめ、「サグラダ・ファミリア大聖堂」「シルク・ドゥ・ソレイユ」など、世界で作品を発表してきたデジタルアート集団「モーメント・ファクトリー」が手掛ける。

 4階の特設レストランでは期間限定で京都の料亭旅館、「美山荘」4代目当主の中東久人さんや「菊乃井」3代目当主村田吉弘さん、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションさんなど国内外の一流料理人による和食と、和のテイストを感じるフレンチを実際に味わうこともできる(販売時期は随時告知予定)。来場者全員に「ウカ」の耳をイメージしたという、中東さん特製の「神様のおいなりさん」が振る舞われる。

 「日本で初めてアーティスト集団『モーメント・ファクトリー』を起用した。会場は外国人が見た『和食の魅力』という視点で構成している」と同展エグゼクティブプロデューサーの遠藤陽市さん(SME)。「和食は発酵やダシ文化など、ものを無駄にしない江戸のエコシステムを分かりやすく海外に伝える良いツール。日本橋を皮切りに海外にも展開できれば」と期待を膨らませる。

 同時開催の「スーパー浮世絵『江戸の秘密』」展では、「見る」ではなく「没入する」をコンセプトに、浮世絵を最新のデジタル技術で、動かし、巨大化し、さらに立体の空間デザインと組み合わせることで絵の中に紛れ込んだような江戸世界を再現する。

 同ビル9階~7階の会場は「日本橋」「女性ファッション」「イケメン」「バケモノ」などのゾーンに分かれ、観光感覚で江戸の街歩きが楽しめる。案内役の八隅蘆庵(やすみろあん)は江戸時代に大ヒットした旅行本「旅行用心集」の著者で、6代目片岡愛之助さんがボイスキャストを務める。

 浮世絵はボストン美術館収蔵の作品を高細密画像にデジタル化。中でも門外不出の「スポルディング・コレクション」は保存状態の良さから世界で最も美しい浮世絵と称されているという。「展示ができる手頃なスペースを探していたが、日本橋のビル1棟が自由に使えるという魅力的な条件だったので決めた」と同展エグゼクティブプロデューサーの中川悠介さん(アソビシステム)。「北斎と広重がコラボするといったデジタルでしかできないアート作品も楽しめる。浮世絵好きの方も若い人もぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時(金曜・土曜・祝前日は23時、日曜・祝日は19時まで)。入場料は、「食神さまの不思議なレストラン」展が一般・高校・大学生=2,000円、小・中学生=1,000円、「スーパー浮世絵『江戸の秘密』」が一般・高校・大学生=1,600円、小・中学生=1,000円。両展セット券は一般・高校・大学生=3,400円(セット券は「子ども」券種無し)。5月21日まで。

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会場には、近隣で働くサラリーマンやOL、学生など約30人が参加し、「TEDxNihonbashi」内で活動するデザインやPR、オペレーションなど7セクションのチームリーダーの話に聞き入っていたこの写真の記事を読む
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