日本橋箱崎の「東京シティエアターミナル(TCAT)」(中央区日本橋箱崎町)2階常設の「毎日が旅行博」会場に5月19日、日本橋川クルージングのバーチャル体験ができる「VR江戸船巡り」が登場した。VR製作はストリートワイズ(日本橋富沢町)。
今年4月にリニューアルオープンした同ターミナル。2階常設の同旅行博会場には、国内各地のケーブルテレビ(CATV)局とのコラボで、3台の4K80インチモニターで各地のライブ映像中継や観光素材を案内。訪日外国人観光客の目線で、日本の名所や穴場の観光スポットを紹介する。
今回、「東京湾クルージング」の協力を得て、日本橋船着場を発着所とする約90分のレギュラークルージングコースを360度カメラで撮影。5分程度に編集し、簡易型のドーム型VRシアターで上映する。会場には人形町の人気キャラクター「人之助」も登場し、初のVRドームシアターをPR。子どもたちの記念撮影にも応じていた。
「外国人観光客や地方からの観光客に、VRシアターで日本橋クルージングを疑似体験して興味を持ってもらい実際の乗船につなげれば」と同社社長で人形町商店街協同組合の青年組織、三水会のメンバーでもある渥美雄一郎さん。「人形町のまち歩きや、葭町芸者のお座敷体験などVRコンテンツをさらに充実させて来街につなげていきたい」と話していた。
利用時間は、11時30分~13時30分、無料。6月3日まで。