日本橋浜町のハマハウス(日本橋浜町3)に11月27日、ルクセンブルグ大公国公認のプロジェクト「ルクセンブルグ・カフェ」が期間限定でオープンした。
期間中カフェ内ではルクセンブルグの郷土料理をヒントにしたメニューを提供
同国と日本の国交樹立90周年を記念して、来日中の同国アンリ大公とアレクサンドラ王女の国賓訪問記念事業の一環として企画された。ルクセンブルグ貿易投資事務所と同ハウスを運営するグッドモーニングスのコラボとして展開する。
会場となったカフェ「ハマハウス」は「街のリビング」をコンセプトに、今年9月にオープンしたマルチスペース。店内には同時開催中の写真家でインスタグラマーの保井崇志さんがルクセンブルグで撮り歩いた写真を展示し、「ルクセンブルグワインセミナー」やサンタクロースの原型となった聖ニコラを祭る「聖ニコラ祭」も予定する。
期間中カフェ内では同国の郷土料理をヒントにした「オニオンクリームスープ リースリングの香り」(300円)や「パテオリースリング」(600円)などの料理と直輸入のワイン「リヴァネール」(750円)、ビール「シモンビール」(800円)、ホットチョコレート(500円)などを提供する。
ルクセンブルクは、神奈川県ほどの大きさに、世界遺産や古城、ブドウ畑、現代美術館など見どころが多くある。人口は59万人ほどだが、国民1人当たりGDPは世界一で、世界有数のグルメ国でもあるという。
11月27日に行われたオープニングイベントには副首相兼経済大臣のエティエンヌ・シュナイダーさんも駆け付け同国の魅力をアピール。グッドモーニングス代表の水代優さんは「ルクセンブルグとのご縁はかれこれ十数年。『丸の内エリアの街づくり』に関わっていた時にルクセンブルグの街を参考にさせていただいた。同国の魅力に触れ、街に憧れていたが昨年やっと現地に訪問できた。日本で唯一の政府公認カフェでルクセンブルグの魅力を味わってほしい」と話す。
営業時間は10時~21時。12月17日まで。