日本橋大伝馬町・恵比寿通りのイベントスペース「BETTARA STAND 日本橋」が1周年を迎えた。

日本橋で働く会社員やOL、近隣住民などが駆け付け1周年を祝福

　寶田恵比寿神社横の駐車場に昨年12月2日にオープンした同スペース。スタッフによる手作り店舗にはカフェやセレクトブックショップなどが入り、レンタルスペースでは映画上映会やトークショー、古本市「本との土曜日」、近隣住民による街歩き「日本橋を面白がる会」など、独自企画がほぼ毎日行われており1年間で250回を超えるイベントを行ってきた。

　12月1日の記念パーティーでは「ベったら漬け」や「けんちん汁」が振る舞われ、日本橋で働く会社員やOL、近隣住民などが駆け付け1周年を祝った。

　「素人集団が既成概念に捉われずにやってきた。半屋外の施設で、寒く厳しい冬からの船出だった。目の前にあるのは初めてのことばかり。戸惑うことも多かったが、ガムシャラに突き進んできた。無事にここまで来られたのも、関わっていただいている全ての方々のおかげ。これからも利用者やスタッフが『一緒に作り上げていく』感覚で続けていきたい」と同スペース運営の熊谷さん。「日本の中心地であり、起点である日本橋にいるということを自覚しながら、店にお越しになったお客さまにとって「きっかけ」になれる場づくりを目指す」と話す。