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日本橋三井記念美術館で「国宝雪松図と花鳥」展 鳥テーマの作品を展覧

円山応挙筆「国宝 雪松図屏風 6曲1雙」(江戸時代・18世紀、北三井家旧蔵)は1月4日~2月4日まで展示

円山応挙筆「国宝 雪松図屏風 6曲1雙」(江戸時代・18世紀、北三井家旧蔵)は1月4日~2月4日まで展示

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 三井記念美術館(中央区日本橋室町2、TEL 03-5777-8666)で12月9日、「国宝 雪松図と花鳥 -美術館でバードウォッチング-」が始まった。

「重要文化財 日月松鶴図屏風 6曲1雙」

 新春恒例の「国宝 雪松図と花鳥」の公開に合わせ、館蔵品の中から花鳥をテーマにセレクトした同展。「重要文化財 日月松鶴図屏風(びょうぶ)」や「国宝 雪松図屏風」、全長約17メートルの渡辺始興筆「鳥類真写図巻(ちょうるいしんしゃずかん)」など絵画に加え、永楽妙全作「仁清写色絵雉子(きじ)香炉(雄雌)」や柴田是真作「稲菊蒔絵(まきえ)鶴卵盃(さかづき)」など、鳥が描かれたり、鳥をかたどったり、鳥にあやかった名称の工芸品に焦点を当てており、絵画鑑賞とともに美術品を通してバードウオッチングも楽しめる趣向となっている。

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 鳥類真写図巻を収集した新町三井家の三井高遂(たかなる)は、子どもの頃からニワトリ好きで知られ、大学では鶏を研究し、共著で「家禽(かきん)図鑑」も著した。北三井家の高就(たかなり)や高朗(たかあき)など鳥を趣味にしていた者も多く、北三井家・高祐(たかすけ)ほか呉春ら円山派の合筆「群鶏図屏風」や高就筆「長尾鶏図」、高福(たかよし)筆「海辺群鶴図屏風」「梅花金鶏鳥図」など、鳥好きが多いことで知られる三井家の人々による作品や、始興筆の「花鳥図」や河鍋暁斎筆「花見の図」など新寄贈作品3点も展示する。

 関連イベントとして来年1月20日には「渡辺始興筆 鳥類真写図巻をめぐって」と題した土曜講座も実施する。参加費は2,000円(無料鑑賞券1枚付き)。美術館受付もしくはファクス(FAX 03-5255-5818)で申し込む。

 開館時間は10時~17時。入館料は、一般=1,000円、大学・高校生=500円、中学生以下無料。月曜休館(12月25日、1月8日、1月29日は開館。12月28日~1月3日、1月9日、1月28日は休館)。2月4日まで。

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