2017年、日本橋経済新聞のPV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、日本橋大伝馬町のタイ料理店「パクチー」の記事だった。ランキングは、今年1月1日から12月15日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
6位の日本橋大伝馬町のリノベーションビルが6周年多ジャンルのアーティスト集う
1. 日本橋大伝馬町にタイ料理店「パクチー」東京1号店 くせになる味で地元客狙う(12/15)
2. 日本橋三越が全館猫だらけ 神田祭にちなんだ「猫だ!まつり」や岩合写真展も (5/4)
3. 日本橋三井記念美術館で「国宝雪松図と花鳥」展 鳥テーマの作品を展覧(12/14)
4. 人形町にシェアハウス&オフィス「ビーカー」 築37年の寮をリノベーション(12/10)
5. 山手線全駅を歩いて一周「東京ヤマソン」5月開催へ 参加費で途上国の学校支援(4/21)
6. 日本橋大伝馬町のリノベーションビルが6周年 多ジャンルのアーティスト集う(6/2)
7. 日本橋、東京駅周辺でプレミアムフライデー企画 無料リムジン巡回も(2/23)
8. 日本橋三井記念美術館で「驚異の超絶技巧!展」 明治工芸と現代アートのコラボ(9/24)
9. 日本橋大伝馬町「べったらスタンド」が1周年 地元民と街の憩いの場作る(12/9)
10. 日本橋三越本店で「日本伝統工芸展」 諸工芸7部門、約600点を展覧(9/22)
1位は、京都に本店を置き、大阪や名古屋で店舗展開する「パクチー」グループ初の東京進出1号店「日本橋大伝馬町パクチー」の記事。タイ出身の料理人がつくりだす本場の味が手軽に楽しめる店として地域住民の話題となった。2位は日本橋三越の「全館猫だらけ」企画。3位8位は「三井記念美術館」の「国宝雪松図と花鳥」展と「驚異の超絶技巧!」展。
4位の築37年の寮を改築し、街に活気を与える若者に活動の場を用意する人形町のシェアハウス「日本橋人形町ビーカー」や6位の大伝馬町のアーティスト向け複合ビル「クリエイティブハブ131」など古いビルをリノベーションしたシェアハウス・シェアオフィスの記事も注目を呼んでいる。
日本橋上の首都高撤去も決定し、地方のアンテナショップが集中するなど多くの話題を生んだ日本橋地区。再開発が進む八重洲・京橋地区や東京の表玄関として完成した丸の内駅前広場など、話題の絶えない広域日本橋エリアの動向に来年も注目していきたい。