三重県文化情報発信拠点「三重テラス」(中央区日本橋室町2、TEL 03-5542-1035)で1月31日、「三重県×富山県 食旅トーク~日本橋から発信する豊かな伝統・食文化~」」が行われた。
昨年8月に入館者が250万人を突破した「三重テラス」と、一昨年6月にオープンした「日本橋とやま館」によるコラボイベントは今回が初めて。三重県と富山県を知り尽くしたゲストが、日本の豊かな伝統・食文化をメインテーマに三重県と富山県の食文化トークを繰り広げる。
第1回のトークショーでは、三重テラスクリエーティブディレクターでファッションジャーナリストの生駒芳子さんと、日本橋とやま館アドバイザーで丸の内ハウス統括マネジャーの玉田泉さんが登壇し、両県の海の幸、山の幸の魅力を紹介した。会場には地元出身者を中心に約60人の観客が駆け付け、2人の話に聞き入っていた。トーク終了後は三重と富山の地酒やおつまみで乾杯。ともに日本橋から情報発信をしていこうと和気あいあいとした中でのお国自慢合戦となった。
2月28日は三重テラスで、「食旅トーク 特選食材の魅力と食旅オリジナルメニュー」として、三重県の松阪牛と富山県の氷見牛をテーマ食材に地元生産者が登壇する。実際に食材の魅力が体験できる試食会も用意する。3月1日~31日は、両アンテナショップのレストランで「食旅オリジナルメニュー」を提供する。氷見牛と松阪牛の両方を味わえる期間限定特別メニューで、とやま館では和食、三重テラスではイタリアンを提供する。
三重テラスの勝野正人さんは「『三重テラス』と『日本橋とやま館』が協力して、魅力的なイベントで日本橋を盛り上げていきたい。両方行きたくなる企画を用意したのでぜひ遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。