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東京マラソン2019、日本橋を駆け抜ける 関門では悲喜こもごもの様子も

雨降る中「日本橋」を走り抜ける、国際色豊かな市民ランナー達

雨降る中「日本橋」を走り抜ける、国際色豊かな市民ランナー達

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「東京マラソン2019」が3月3日、開催され、世界のトップランナーや市民ランナーなど約38000人が日本橋を走り抜けた。

日本橋南詰の収容関門、設置後の様子

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 当日は朝から雨が降り続くあいにくの天気ながら、沿道にも多くの人がつめかけ冷たい雨にぬれながら走るランナーたちに大きな声援を送った。

 2年前のコース変更により東京マラソンにおいて、2度ランナーが走り抜けることとなった日本橋エリア。

 まずは、都庁をスタートし神田エリアを経由し日本橋を渡り、浅草方面へと走り抜ける。その後浅草、両国エリアを経由し門前仲町で折り返し再度日本橋を抜け、銀座方面へ向かった。

 1度目にさしかかる日本橋南詰9.9キロ地点は収容関門として設定されているため、11時までに通過できなかったランナーは、強制的にレースが終了となりバスに乗らなければならない。まずは時間内に日本橋の関門を抜けることを目標に走っていたランナーも多くいたようだ。11時ちょうどにコースにロープが張られ、関門の看板が設置されると数秒の差で関門を抜けた笑顔のランナー、ギリギリで関門突破がかなわず悔しそうな表情をみせるランナーと悲喜こもごもの様子がみられた。

 フィニッシュエリアは東京駅丸の内駅舎を背に皇居方面へ向かってゴールテープを切る東京マラソンならではの絶景の場所。雨の中、ランナーのゴールを待つ応援の人々の姿も多く、ゴールの瞬間には「お疲れさま」「雨の中よくがんばったね」などのランナーの労をねぎらう声があちこちから聞かれた。

 杉並区から初参加した会社員の篠原達也さんは約6時間半かけて完走。「道路を埋め尽くしたランナー。その中に自分もいると思うと爽快だった。」「20キロを過ぎたあたりから、膝の痛みでくじけそうだったが途切れることがない声援や差し入れ、関門を通過できなかったランナーへの思いを胸に必死にゴールを目指した」と話していた。

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