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常盤小学校で日本橋の外国人労働者と児童の交流イベント 児童と一緒に給食体験も

スペインやフランス、韓国など出身国もさまざまな外国人労働者が、児童たちと給食体験。食事中の会話も英語

スペインやフランス、韓国など出身国もさまざまな外国人労働者が、児童たちと給食体験。食事中の会話も英語

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中央区立常盤小学校(中央区日本橋本石町4)で4月16日、日本橋で働く外国人労働者との交流イベントが行われた。

戦前から地下防空壕(豪)を児童たちが案内

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 同校が取り組む英語学習教育の一環。「マンダリン オリエンタル 東京」が協力した。

 小学校制度が確立する以前の1873(明治6)年、日本橋の旦那衆が私財を出し合って、地元の子弟教育のために立ち上げた「幼童学所」が前身の同校。創立以来、地元の旦那衆など多くの卒業生を輩出してきた。

 関東大震災後に完成した鉄筋コンクリート造りの現校舎は、戦災を乗り越えて都の歴史的建造物に選ばれている。一時期、都心部の人口減に伴い児童数も減少していたが、中央区民であれば学区を超えて誰でも志望できる特認校の一つとして指定され、2年生から開始する英語教育や邦楽など日本の伝統文化を学ぶ独自のカリキュラムも人気を呼び、近年は児童数も増加傾向にあるという。

 昨年に続き2回目となる同イベント。6班に分かれた6年生の児童たちが手作りの名刺を外国人労働者に渡しながら英語で自己紹介し、体育館や音楽室、戦前から続く地下の防空壕(ごう)など校内を英語で案内しながら交流した。給食では「いりたまごを挟んだコッペパン」「サラダ」「ミネストローネスープ」のメニューを英語で説明し、食事中の会話も英語で話した。

 7月には同ホテルが作成した「日本橋ガイド英語版」を使って、児童たちが外国人労働者らを英語で案内する「日本橋街歩き」も予定している。

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