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日本橋で地元小学生が外国人就労者を街ガイド 老舗や名所を英語で案内

ガイドブック片手に日本橋の歴史や老舗の成り立ちを英語で説明する子どもたち

ガイドブック片手に日本橋の歴史や老舗の成り立ちを英語で説明する子どもたち

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 中央区立常盤小学校の児童たちが7月11日、外資系ホテル「マンダリンオリエンタル東京」で働く外国人就労者を英語で案内する街歩きイベントを日本橋周辺で行った。

日本橋の福徳神社で手水の作法を英語でレクチャー

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 同ホテルが製作した「日本橋ガイド英語版」を2年前に前校長の齋藤優さんが目にして、児童の英語教育に生かすため譲り受けたのをきっかけに企画した同イベント。3回目となる今年は、同ホテルで働く6人の外国人スタッフと同小学校の児童21人が参加した。

 子どもたちは1階ロビーに集合後、6班に分かれて外国人就労者と共に、「にんべん」「山本海苔店」「榮太樓總本舗」など日本橋の老舗商店を訪問。「日本橋ガイド英語版」を片手に、街中を歩きながら日本橋の歴史や店の成り立ち、福徳神社での参拝作法などを英語で説明した。

 同校では、地元日本橋の歴史や日本文化を学ぶ授業を行っているが、今回も街歩きの前に児童たちが街の名所や老舗企業の成り立ちなどを研究。街あるきでは自分で調べた情報を基に外国人スタッフに英語で伝えていた。

 豊蔵剛主任教諭は「子どもたちには事前の下書きは作らせていない。名所や老舗の説明だけでなく、街歩き途中での会話やコミュニケーションが大切。多少英語が伝わらなくても身ぶり手ぶりで自分の思いをプレゼンテーションすることが、これからの人生でよい経験になったのでは」と話す。

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