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日本橋で恒例「橋洗い」 地元団体や家族連れが1年分の汚れゴシゴシ

首都高に架かる日本橋の銘版にむけて、子ども消防団員らがホースを抱えながら放水

首都高に架かる日本橋の銘版にむけて、子ども消防団員らがホースを抱えながら放水

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 日本橋で7月28日、恒例の「名橋『日本橋』橋洗い」が行われた。主催は、名橋「日本橋」保存会(中央区日本橋室町1)。

五街道の起点「日本国道路元標」をゴシゴシ

 東海道や中山道など五街道の起点として知られる重要文化財「日本橋」の美化保存のため、地元企業や団体が総出で年に一度、7月の第4日曜に集まり、橋を洗う同イベント。第1回は1971(昭和46)年で、当初は同保存会や地元町会有志が中心となり少人数で行っていたが、地元消防団や消防署、警察などの協力を得て、道路を通行止めにして橋の隅々まで磨き上げる橋洗いイベントに拡大。昨年は映画「新参者~祈りの幕が下りるとき」の中でも紹介され、すっかり日本橋の夏の風物詩として定着した。

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 49回目となる今回は、地元町会やロータリークラブ、地元企業から会社員や家族連れなど約1900人が参加した。橋上では子どもたちが地元消防団らの放水に歓声を上げ、びしょぬれになりながらデッキブラシで橋をゴシゴシ。子ども代表がはしご車で首都高に架かる日本橋の銘版を掃除し、子ども消防団員が5人がかりでホースを抱えながら放水し、1年分の汚れを落としていた。 

 「心配していた台風も温帯低気圧になり進路もそれて、橋洗いにちょうど良い天候になった」と毎年、放水準備や誘導などで同イベントをサポートしてきた日本橋消防団第一分団員の星和男さん。「昨年から猛暑対策で開始時間を1時間繰り上げ9時にスタートにしたが、やはり暑い。熱中症に気を付けて橋洗いを楽しんでほしい」と話していた。

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