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倉敷の地下足袋メーカーが日本橋に旗艦店 足袋型シューズで世界目指す

金栗四三モデルのレプリカを持つ地下足袋職人山中薫さん。大河ドラマ「いだてん」で足袋型シューズ製造シーンの指導も行った

金栗四三モデルのレプリカを持つ地下足袋職人山中薫さん。大河ドラマ「いだてん」で足袋型シューズ製造シーンの指導も行った

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 倉敷の老舗地下足袋メーカーによる足袋型シューズコンセプトショップ「MARUGO TOKYO」(中央区京橋1、TEL 03-3566-6105)が8月2日、日本橋エリアにオープンした。運営は今年で創立100周年を迎える地下足袋メーカー「丸五」(倉敷市)。

東京初出店となる足袋型シューズ旗艦店「MARUGO TOKYO」

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 同社は地下足袋の産地として知られる岡山県倉敷市で、とび・大工・造園職人や、全国の祭礼でみこしの担ぎ手などが利用する地下足袋を製造販売してきた。同店は、同社が力を入れて開発してきた「足袋型シューズ」を取り扱う旗艦店となる。

 店内では、同社が創立以来一貫して製造販売してきた地下足袋や、足の指で地面をつかむような感覚が人気の足袋型シューズ「たびりら」(8,640円~)、足指を鍛えて足本来の力を最大限に引き出すことができるトレーニングシューズ「hitoe(ヒトエ)」(1万2,960円)など、倉敷の本社工場で職人が一つ一つ丁寧に作る「メイドイン倉敷シリーズ」を中心に、幅広いラインアップの足袋型シューズを販売する。

 イベントスペースでは、NHKの大河ドラマ「いだてん」で足袋型シューズ製造シーンの指導も行った地下足袋職人山中薫さんによる製造実演など、足袋の魅力に触れることができる体験イベントも定期的に開催するという。

 「大河ドラマの御縁や創業100周年記念ということもあり、初めて東京に旗艦店を出店した。弊社開発の『足袋型シューズ』を知っていただけるよう定期的なイベントも開催していく」と同社の藤木茂彦社長。「日本橋の先輩企業とのコラボも積極的に展開したい。日本の伝統文化でもある地下足袋の魅力を日本橋から世界に発信していきたい」と話していた。

 営業時間は11時~19時。日曜・月曜・祝日定休。

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