日本橋三越前駅、江戸桜通り地下歩道で10月11日、「FUROSHIKI TOKYO展」が始まった。主催は東京都、名橋「日本橋」保存会、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント、日本橋文化交流フェスティバル実行委員会など。
日本橋のまちづくりの新たなスローガン「JAPAN COLLABORATION NIHONBASHI」をテーマに日本橋の文化や資産を新たな目線から発信する複合型イベント「NIHONBASHI MEGURU FES」の一環。
東京都は昨年秋、パリ市との文化交流事業「パリ東京文化タンデム2018」の一環で、パリ市庁舎前広場に大きな風呂敷包みを贈り、風呂敷の展示やインスタレーション、ワークショップを通して風呂敷の魅力を世界に発信してきた。今回の展示は、パリで展示された日仏のアーティストらがデザインした風呂敷を日本橋に展開したもので、都が進めてきた、海外への日本文化発信活動の報告の意味合いもある。
会場には、香取慎吾さんや北野武さん、草間彌生さん、蜷川実花さん、コンスタンス・ギセさん、 ジャン ポール・ゴルチエさんなどの日仏のアーティストの作品をプリントした風呂敷を展示。同時開催している「のれん展」のゲストデザイナーや、公募で選ばれた若手デザイナーがデザインした風呂敷も展示する。
VRコーナーでは昨年パリで行われた「FUROSHIKI PARIS」の様子をVR体験として紹介。風呂敷体験コーナーでは、瓶結びやスイカ結びなど、日本に古くから伝わる風呂敷結びのワークショップ(各週末に随時開催、参加無料)が行われ、近隣の会社員やOLが挑戦していた。
開催時間は10時~19時。入場無料。11月4日まで。