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日本橋三井ホール「FLOWERS」でアバター実験 年内100体導入目指す

「日本一早いお花見を日本橋で」をテーマに展開する「FLOWERS」。実験参加者は会場外からスマートフォンで操作するアバターロボットを通して観覧する

「日本一早いお花見を日本橋で」をテーマに展開する「FLOWERS」。実験参加者は会場外からスマートフォンで操作するアバターロボットを通して観覧する

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 日本橋三井ホール(中央区日本橋室町2)で開催中のアート展「FLOWERS BY NAKED 2020 -桜-」会場で2月17日から、アバター「newme(ニューミー)」を通じて展示作品を鑑賞する実験が行われる。主催は、三井不動産(中央区日本橋室町2)、ANAホールディングス(港区)、NAKED(渋谷区)。

日本橋三井ホール「FLOWERS」でアバター実験 年内100体導入目指す

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 「FLOWERS」は、クリエイティブカンパニーNAKED社長でアーティストの 村松亮太郎さんが総合演出を手掛ける、生花、オブジェ、 映像、インタラクティブ、香り、音楽など、さまざまな演出を通じて、五感で楽しむ体感型アート展示。「日本一早いお花見を日本橋で」をテーマに2016(平成28)年から同ホールで展開しており、累計で50万人の観客を動員している。

 5年目となる今回も昨年に引き続き、2メートル×3メートルの本型オブジェ「BIG BOOK BIG FLOWER」や、いけばな草月流家元・勅使河原茜さんの作品とコラボレーションした「Hidden Garden」、花見バー「桜彩」など13作品を設置。avex×NAKEDによるAIアーティスト「HUMANOID DJ」とコラボレーションしたスペシャルパフォーマンスも用意し、花や映像、香り、飲食など、さまざまな演出を通して五感で楽しめる幻想的な空間を創出する。

 アバター「newme(ニューミー)」はANAホールディングスが独自開発した新技術。VR、ロボティクス、センサー、ハプティクス(触覚)など、最先端テクノロジーを使って、異なる複数の場所に設置した遠隔アバターロボットに接続し、あたかも自分が存在し、物理的に物を動かしたり触ったりしているような感覚を味わうことができる。

 参加者はホームページで会員登録し、スマートフォンで操作するアバターロボットを通して「FLOWERS」を観覧する。昨年末から三井不動産とのコラボレーションで展開している、「日本橋エリアにおけるアバターの都市実装共同事業」の一環で、年内をめどに日本橋エリアにアバター100体導入を目指すという。

 実証実験実施時間は17時~20時。2月28日まで。参加無料。「FLOWERS」の開催時間は10時~20時。入場料は、大人=平日1,800 円、土曜・日曜・祝日2,200 円、小人=全日1,200 円、未就学児無料。3月1日まで。

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