食べる 買う

日本橋高島屋、おせちの予約開始 体験型やペット用など正月の交流テーマに

かるた付き「日本名産 味めぐりおせち」

かるた付き「日本名産 味めぐりおせち」

  • 0

  •  

 日本橋高島屋(中央区日本橋2)が9月15日、「2024年新春おせち料理」の予約受け付けを始める。

アニメの世界観を表現したおせちも

[広告]

 2024年の新年を祝う「おせち料理」のテーマは「家族や友人と集うお正月のコミュニケーションツール」。食生活の趣向や新年の迎え方の多様化などさまざまなシーンに対応した8テーマを設け、店頭で約900種類、オンラインストアで約1150種類をそろえる。

 老舗料亭が作った定番をはじめ、重の1マスごとを好きなメニューで自由に組み合わせられる「よりどり彩り(いろどり)おせち」、急速冷凍技術の向上により、料理人作りたての味を損なわずに提供する「冷凍おせち」、アニメの世界を想起させる「ファンテインメントなおせち」、サステナブル志向からヘルシー、ウェルネス、ビーガンをテーマにしたおせち、犬の栄養管理士が監修したペット用おせちなど幅広く対応する。

 高島屋食料品部バイヤーの天笠亜佑子さんは「2024年は3年ぶりの行動制限のない正月になる。昨年以上に家族や友人と集まる機会があるはず。現行品の強化に加え、ラグジュアリー、冷凍、カスタマイズなど新作の準備数も増やした」と話す。「昨年から豪華主義に回帰している。原材料や人件費の上昇で単価は上がっているが、正月はハレの日。値上げをした物についても価格以上の物を提供している」とも。

 ラインアップは、販売個数、売り上げ共に15年連続1位の「冷凍おせち」をはじめ、昨年好評だった12マスの「1マスごとに選んで決めるカスタマイズおせち」の9マス版、販売初日に完売した「有名パティシエのスイーツおせち」など。

 肉好きに人気を博した「肉づくしおせち」は、ブランドを新たにリニューアルした。このほか、予約困難店の味の詰め合わせが自宅で楽しめる「フードトリップおせち」、アニメの世界観を表現したおせち、日本各地の名産品を味で巡る「日本名産 味めぐりおせち」など家族全員で話題が共有できるおせちも用意する。

 予約開始は、オンラインストア=15日10時、店頭=20日。12月26日まで。「よりどり彩りおせち」のみカタログとオンラインで販売する。カタログは8月28日、オンラインストアは9月27日から高島屋限定で予約販売を始める。11月4日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース