日本橋経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は日本橋三越本店の「あんこ博覧会」の記事だった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 日本橋三越本店で「あんこ博覧会」 お茶とコラボしたあんこ菓子一堂に(1/31)
2. 日本橋で利き酒イベント 5年ぶりフル開催、全国から55蔵集結(4/5)
3. 人形町で和装イベント 街全体を会場に、着物があふれる3日間(3/22)
4. 「山王祭」6年ぶり開催 日本橋エリアにはみこし16基集結(6/7)
5. 高島屋でバレンタインイベント 日本橋店では「ヌン活」特別メニューも(1/19)
6. 日本橋・堀留公園でマルシェイベント 地元町会が共同企画(4/8)
7. 日本橋、山本海苔店で山本陽子さん追悼展 歴代のポートレートや着物など展示(4/21)
8. 人形町の地下ギャラリーでアート展 自画像中心に油絵作品20点展示(3/15)
9. 建築公開イベント「東京建築祭」初開催 ブックフェアやオンラインイベントも(5/23)
10. 日本橋室町仲通りで「パン食い競争」 桜満開の中初開催(4/9)
「あんこ博覧会」は今年で7回目。2021年からはバレンタイン企画「スイーツコレクション」と同時開催している。今年のテーマは「あんこ de チャチャ茶♪」。小豆を使った「王道のあんこ」のほか、抹茶味をはじめ、コーヒー、和洋紅茶、ほうじ茶、ジャスミンティー、チャイと組み合わせた「進化系あんこ」を使った物など全国33店のあんこ菓子を一堂に集め、甘党ファンの注目を集めた。
2位の「日本橋日本酒利き歩き」は、コロナ禍で中止・縮小開催を余儀なくされてきたが5年ぶりにフル開催となった日本橋の名物イベント。今回は全国から蔵元55社が集結し海外からの旅行客も含め約6500人の日本酒党でにぎわった。3位の人形町のゆかたの老舗や呉服店などが共同で開催した和装イベントや9位の初開催ながら6万人を超える参加者をあつめた「東京建築祭」、10位の「パン食い競争」など、トップ10位中、7件がイベント関連。コロナ禍明けで満を持して開催されたリアルイベントの記事が多くの読者の注目を集めた。