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日本橋系音楽ユニットがチャリティーライブ-復興支援楽曲の無料配信も

昨年には取り壊し直前の木屋ビル屋上でライブを行った

昨年には取り壊し直前の木屋ビル屋上でライブを行った

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 日本橋系音楽ユニット「How to Flower(ハウ・トゥ・フラワー)」が4月2日、三越前のカフェ「ZEN’茶fe(ゼンチャフェ)」(中央区日本橋室町1、TEL 03-3270-3672)でチャリティーライブ「From Nihonbashi」を開く。

「How to Flower」は1月、アルバム「from me to you」をリリースした

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 日本橋を中心に活動する同ユニットは、「日本橋」架橋100周年を記念してCDアルバムを制作した。青木智世さんが既存曲7曲をグランドピアノで即興アレンジした演奏を一発収録。それに牧添哲英(あきひで)さんが集音した「日本橋の生活音」を重ねることで、「日本橋の上でピアノを弾いているような楽曲」を作り上げた。「不思議なことに、録音してみると海の中にいるように聞こえる。川の水の音が混じり、自動車が横切る音は潮の満ち引きのようだ」と牧添さん。

 今回のライブはアルバム同様、「日本橋の音」をバックに青木さんが即興でピアノを演奏。当初は日本橋架橋100周年を祝うために企画したが、東日本大震災の発生を受け、これをチャリティーライブとして無料化し義援金を募る。当日販売するアルバムの売り上げは、「日本橋」の保存と震災への義援金として寄付するという。

 同ユニットは現在、震災復興支援のために作った楽曲「The New World」を公式サイトで無料配信している。地震発生直後、自宅が停電した牧添さんが「何かしなくてはいけないという気持ち」に駆られ、暗闇の中で作曲、その後1週間で完成させたという。

 「即興演奏は、その場に生きている証し。人の命を感じる」と牧添さん。「ライブに来るお客さんと一緒に、ここで音楽をできることを楽しみたい」と意気込む。

 開催は19時から。参加無料(要1オーダー)。来場多数の場合は予約優先(予約はmail@how2flower.comまで)。CDアルバム「From Nihonbashi」は1,000円。

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