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日本橋の証券会社がカフェ「赤木屋珈琲」-本社ビル取り壊しまで限定運営

出勤時間が早い金融会社が多い土地柄に合わせ、平日は6時45分に開店する

出勤時間が早い金融会社が多い土地柄に合わせ、平日は6時45分に開店する

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 日本橋交差点近くに10月28日、カフェ「赤木屋珈琲」(中央区日本橋2)がオープンした。経営は赤木屋証券。

日本橋に期間限定、早朝カフェ

 1922(大正11)年創業の同社は、「商売をするなら天下一の場所で」と、1929(昭和4)年に日本橋に本社を移し、長年同所で歩んできた証券会社。2014年に始まる日本橋高島屋周辺地域の再開発で現在の本社屋が取り壊されることになったのを機に、「取り壊しまでの3年間、日本橋の地元の方々に何か貢献したい」と本社の一部を改装し、カフェを出店することを決めた。

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 「証券会社が運営するからには、普通の喫茶店にはできないことを」と、「利益より品質重視で、全ての工程に最高のものを使うことにした」と店舗責任者の上田宗行さん。国内流通量の3%しかないといわれているコーヒー豆「スペシャルティーコーヒー」を使うほか、日本にまだ数台しかないという完全熱風方式の焙煎(ばいせん)機を店内に設置。最新型の3連式エスプレッソマシンも導入した。出勤時間が早い金融会社が多い土地柄に合わせ、平日は6時45分に開店するのも特徴。

 店舗面積は97坪で、席数は94席。地下から地上2階までの3フロアで構成する。いずれのフロアも、一枚板のカウンターや和紙を使った照明など、和をイメージし、落ち着いた雰囲気に仕上げた。プロジェクターやスクリーン、スピーカーなどの設備もあり、勉強会やセミナーなどの利用にも対応する。

 1階の「カフェ・ブティック」と2階「カフェ・ラウンジ」では、「本日のコーヒー」(290円)、「アイスコーヒー」(300円)、「カフェラテ」「エスプレッソ」(以上390円)、「アフォガード」(500円)などのコーヒーメニューを中心に提供。「黒豚ホットドッグ」(300円)、「厚切りバタートースト」(100円)などの軽食も用意する。

 地下1階に設けた「サイホン・バー」では、ハロゲンランプで温める「光サイホン」で抽出する「サイホンコーヒー」や、「ヒューガルテンビール」(以上600円)などのアルコールをバースタイルで提供。

 そのほか、テークアウトドリンクや、オリジナルブレンドのコーヒー豆、北海道の農協「サツラク」製の乳製品、カステラ銀装の「日本橋フルーツケーキ」(800円)などの日本橋限定商品を販売する。

 営業時間は、月曜~金曜=6時45分~21時、土曜・日曜・祝日=9時30分~19時。