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日本橋三越で「東京まん真ん中 味と匠の大中央区展」-老舗など41社が出品

浜町「髙虎」の日本橋合財袋

浜町「髙虎」の日本橋合財袋

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 日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)で11月23日、「東京まん真ん中 味と匠の大中央区展」が開催される。

「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」と「銀座神谷」のコラボメニュー

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 中央区商店街連合会の創立60周年を記念する同イベント。江戸時代から五街道の起点として発展してきた日本橋や、文明開化以降、西洋の文化を取り入れ流行の発信地となった銀座、東京の台所である築地など、東京の中心に位置し、多彩な表情を持つ同区の魅力発信が狙い。同区にゆかりのある企業や商店約41社が集結し、伝統工芸品や呉服、食品などを一堂に紹介する。

 食品部門では、「古今東西の美味」をテーマに、製パン「木村屋総本店」(江東区)、かつおぶし「にんべん」(日本橋室町2)、フレンチレストラン「マキシム・ド・パリ」(中央区)などの老舗が登場。創業250年の歴史を持つ「玉ひで」(日本橋人形町1)の名物「親子丼」の誕生120周年を記念し、昭和30年代の味を再現した「復刻親子丼」(1,201円)などの限定商品を販売。

 イートインコーナーでは、銀座のイタリアン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」と、日本料理店「銀座 神谷」が共同開発した特別コースメニュー(2,881円)を提供する。

 工芸・呉服部門では、「黒江屋」(日本橋1)の漆器、「伊場仙」(日本橋小舟町)の扇子、「白木屋傳兵衛」(京橋3)の江戸ほうきなど、「本物を扱う店」を基準に選ばれた老舗12店が出品。染元の老舗「髙虎」(日本橋浜町2)からは、伝統的な藍染(あいぞめ)技法で、そろばん玉が連なった柄で商売の街・日本橋をイメージした巾着袋「正藍長板染 日本橋合財袋」(1万4,700円、2色、各10個限定)が登場する。

 期間中、地域の子どもたちが参加する「新富座こども歌舞伎」が「義経千本桜 吉野山」などを披露する(11月23日・27日)ほか、人形町出身の歌手・大木トオルさん出演のセラピー・ドッグショーなどのイベントを予定する。

 営業時間は10時~19時。今月29日まで。

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